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【ロケ地情報あり】映画『悪い夏』を観る前に知るべき5つの魅力

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『悪い夏』は、クズとワルに巻き込まれ、北村匠海が”闇落ち”する映画です。

真面目な公務員が犯罪の世界へと転落していく姿を描いたこの作品は、「クズとワルしか出てこない」と話題を呼び、染井為人のデビュー作で累計18万部以上を売り上げています。

『放課後アングラーライフ』の城定秀夫監督と『ある男』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した向井康介脚本のタッグで、極上の社会派エンターテインメントとして期待が高まります。

いぬくん
いぬくん
2025年、最も衝撃的な映画になること間違いなし!

この記事では、映画『悪い夏』の魅力を徹底解説!
映画の見どころや注目ポイントを、5つに分けてわかりやすくお伝えします。

✅原作小説の魅力を徹底解説!
✅現代社会の闇を城定秀夫監督が描く
✅豪華キャストがクズたちを演じる
✅映画の見どころをたっぷり紹介
✅ロケ地情報もたっぷり紹介!

ゆるくも徹底的に映画紹介する記事となっておりますので、ぜひ最後までお気楽にお楽しみください。

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1. 原作小説「悪い夏」の魅力を徹底解説

『悪い夏』は、染井為人のデビュー作として2017年に第37回横溝正史ミステリ大賞優秀賞を受賞し、大きな話題を呼びました。2025年2月現在、累計発行部数は18万部を突破しており、読者からの高い評価を得ています。

1-1.原作者について

染井為人(そめい ためひと)は1983年7月21日生まれの日本の小説家です。千葉県印西市出身で、芸能マネージャーや舞台演劇・ミュージカルプロデューサーを経て作家デビューしました。
『悪い夏』は、社会派テーマとエンターテインメント性を兼ね備えた傑作として、多くの読者に衝撃を与える一冊となっています。

 

2024年に公開され大ヒットした、染井為人原作の映画『正体』は、センセーショナルな内容に鮮烈な映画となりました。

 

1-2.「悪」が 絡み合うストーリー展開

生活保護の不正受給やヤクザの暗躍など、現代社会の闇を鋭く描いたノワールサスペンスとして評価されています。

主人公・守の転落の過程は、予測不能な展開で読者を引き込みます

 

1-3. 多面的な視点で描かれる登場人物たち

物語は主人公だけでなく、生活保護受給者、不正に手を染める同僚、シングルマザーなど、多様な視点から語られます。

それぞれの立場や葛藤が丁寧に描かれており、善悪の境界が曖昧になっていく構造が魅力的です

 

1-4. 「夏」の描写と物語がリンク

作品全体を通して描かれる夏特有の暑苦しさが、登場人物たちの不穏な心理状態と絶妙にリンクしています。

この季節感が物語に一層のリアリティと重厚感を与えていると評価されています。

 

1-5. リアリティとフィクションのバランス

現実味のある福祉制度や社会問題を背景にしながらも、フィクションとしてのエンターテインメント性を損なわない展開が特徴です。

読者は現実と物語世界を行き来する感覚を味わいながら没入できると好評です。

 

1-6. 衝撃的なラストと余韻を残す結末

最後まで先が読めない展開が続き、エピローグでは「悪い夏」というタイトルにさらに深い意味が付加されます。

登場人物たちのその後を想像せずにはいられない余韻が残ると、多くの読者が評価しています。

 

2. 映画の基本情報

ここでは、映画の基本情報とスタッフについて詳しく紹介します。

2-1.あらすじ

市役所の生活福祉課に勤める佐々木守(北村匠海)は、同僚が生活保護受給者のシングルマザーに肉体関係を迫っているらしいという相談を受け、真相を確かめようとその女性・林野愛美(河合優実)の家を訪ねる。その後、彼女のもとを訪ねるうちに彼自身が愛美との交際に発展するが、それは裏社会の住人・金本龍也(窪田正孝)らが仕組んだわなだった。真面目な公務員だった守の人生は転落の一途をたどっていく。
(シネマトゥデイより引用)

 

2-2.スタッフ紹介

監督城定秀夫
脚本向井康介
原作染井為人
製作藤本款/遠藤徹哉/久保田修
エグゼクティブプロデューサー藤本款
プロデューサ深瀬和美/秋山智則/近藤紗良
撮影渡邊雅紀
VFXスーパーバイザー鹿角剛
音楽遠藤浩二
主題歌OKAMOTO’S
「Cheep Hero」

監督の城定秀夫は、『ビリーバーズ』『女子高生に殺されたい』など、癖のある原作を傑作映画に仕立てました。本作についても原作を読んで即座にワクワクしたと語り、「うだるような暑さの中、右往左往する登場人物たちの駄目さやどうしようもなさは人間の愛おしさでもある」と述べ、独特の視点で作品に取り組んだようです。

 

脚本の向井康介は、2022年公開の『ある男』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した実力派です。原作小説を「令和の重喜劇」と表現し、日本の社会構造を皮肉に分析する原作の魅力を活かした脚本を手がけました。

 


OKAMOTO’Sの「Cheep Hero」は、書き下ろされたわけではないが、映画の世界観にかなりマッチしています。登場人物たちの心情と見事にリンクしている。

 

ねこくん
ねこくん
独特な世界観と優れたスタッフ陣、印象的な主題歌が相まって期待値MAXとなりました!

 

3. キャストと登場人物の紹介

佐々木守 …北村匠海
市役所の生活福祉課に勤務する真面目な公務員。あることをきっかけに犯罪に巻き込まれていく。

林野愛美 …河合優実
育児放棄のシングルマザー。あることをきっかけに色仕掛けで佐々木を巻き込んでいく。

宮田有子 …伊藤万理華
佐々木の同僚。異常なほど正義に固執する性格の持ち主だが…。

高野洋司 …毎熊克哉
佐々木の先輩。愛美を脅迫し肉体関係を迫る悪徳公務員でかなりのクズ。

梨華 …箭内夢菜
愛美の友人で無邪気だが、裏社会と深く関わりがあり、金本の愛人。

山田吉男 …竹原ピストル
生活保護を不正受給するドラッグの売人。裏社会のクズの象徴。

古川佳澄 …木南晴夏
最愛の夫に先立たれ、困窮した生活から万引きに手を染めてしまう。

金本龍也 …窪田正孝
裏社会の切れ者。成り上がるために佐々木たちを陥れようと裏で糸を引く首謀者。

ねこくん
ねこくん
ただならぬ”クズ”ばかりだね。

 

4. 映画の見どころ

ここでは、映画をより楽しむための見どころを紹介します。

1. 複雑な人間ドラマと緊迫したサスペンス

本作の最大の見どころは、真面目な公務員が犯罪に巻き込まれていく過程を描いた複雑な人間ドラマです。

北村匠海演じる佐々木守が、気弱な性格ゆえに犯罪行為に巻き込まれ、破滅へと転落していく様子が緊迫感あふれる展開で描かれます

さらに、育児放棄寸前のシングルマザーや裏社会の住人、生活保護の不正受給者など、様々な「クズとワル」と呼ばれる登場人物たちが織りなす人間模様が、観る者を引き込みます

これらのキャラクターたちの欲望と正義が絡み合い、闇に堕ちていく様子が、サスペンス要素を高めています。

 

2. 豪華キャスト陣がクズになりきる熱演

北村匠海を筆頭に、河合優実、伊藤万理華、毎熊克哉、箭内夢菜、竹原ピストル、木南晴夏、窪田正孝といった豪華キャスト陣がクズ役を熱演しています

特に、窪田正孝演じる金本龍也の攻撃的な演技は、リハーサルやカメラテストするたびに変更するなどして生まれたリアルさが見どころです。

各俳優が複雑な背景を持つキャラクターを見事に演じ分け、その演技力の高さが物語の深みを増しています。

北村匠海は「ただひたすらに生きることに必死な僕らが泥や汗や体をぶつけ合って、なんか泣けたりなんか笑えたりします」とコメントしており、俳優陣の全力の演技が期待できます。

 

3. 社会派エンターテインメントとしての側面

『悪い夏』の3つ目の見どころは、サスペンス・エンターテインメントでありながら、現代日本社会の問題を鋭く描き出す社会派作品としての側面です。

本作は、生活保護の不正受給を巡って様々な欲望や愛情が交差する物語を通じて、日本の社会構造を皮肉に分析しています。単なる犯罪サスペンスを超えた深い洞察を提供しています。

特に注目すべき点は、生活保護制度の問題点や不正受給の実態を描き出しているところです。

真面目に生きてきた人間が犯罪に巻き込まれていく過程を通じて、現代社会の脆弱性を浮き彫りにし、各登場人物の選択や行動を通じて、正義と欲望が絡み合う人間社会の複雑さを表現しています

社会の闇や人間の本質に迫る作品に仕上がっています。

いぬくん
いぬくん
現代社会の問題について深~く考えさせられるよ。

 

5.撮影ロケ地と舞台裏エピソード

本作の撮影は、埼玉県や栃木県などで、2024年6月頃に行われました

5-1.埼玉県伊奈町

伊奈町は埼玉県の中南部に位置しており、市役所が舞台となる本作の重要なシーンが撮影されました。

埼玉県伊奈町の役場は、映画「おいしい給食 Road to イカメシ」のロケ地にもなっています。

□〒362-8517 埼玉県北足立郡伊奈町中央4丁目 355番地

 

5-2.埼玉県佐野市

エキストラの募集情報から、佐野市内のスーパーで撮影されたことが分かっています。古川佳澄(木南晴夏)が万引きするシーンが撮影されたと思います。

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今回紹介したロケ地以外にも、栃木県で撮影されたとの情報があります。

いぬくん
いぬくん
夏を感じるロケーションにも注目だよ!

 

6.まとめ

映画『悪い夏』は、染井為人のデビュー作を原作とした衝撃的な社会派サスペンス作品です。北村匠海が主演を務め、真面目な公務員が犯罪の世界へと転落していく姿を鮮烈に描き出します

城定秀夫監督と『ある男』で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した向井康介脚本のタッグにより、極上のエンターテインメントとして仕上げられています。河合優実、伊藤万理華、窪田正孝ら豪華キャストが「クズとワル」を熱演し、生々しい人間ドラマと社会の闇を描き出します

生活保護の不正受給やヤクザの暗躍など、現代社会の問題を鋭く描写しながら、複雑な人間模様と緊迫したサスペンスが展開されます。撮影は主に埼玉県伊奈町や佐野市、栃木県で行われ、夏の暑さと不穏な空気感が物語に深みを与えています

ねこくん
ねこくん
社会の闇や人間の本質に迫る作品になりそう!
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