どうも、こんにちは。ズバ男です!
この記事は映画「スパイダーマン」シリーズのみる順番をあらすじと注目となるポイントを紹介しながら解説していくものです。
この記事は、
【こんな人にオススメ】
・シリーズの始めのころは観ていた人
・主人公が変わったりしていてみる順番が分からない人
・アベンジャーズシリーズにも出演していて時系列が混乱している人
結論から言うとみる順番は公開順でOKです。
スパイダーマンシリーズは計8作あり、初代(三部作)→アメイジング(二部作)→MCU(三部作)の順になっています。
シリーズごとに次元が異なる設定となっているのでシリーズごとにも楽しめることができます。
世界観やスパイダーマンの個性にも違いがあり、比べてみるのも非常に楽しい見方となりますよ。
MCU版スパイダーマンがアベンジャーズに参加したことで少しややこしいところもありますので、今回はその辺りも詳しく解説していきます。
どうぞ最後までお付き合いくださいね。
とりあえず「スパイダーマン」シリーズは公開順に観よう!
映画「スパイダーマン」シリーズは3つ存在します。
みる順番としては単純に公開順に観ていけばストーリー上問題なく楽しむことができます。
原作であるマーベルコミックは多数の次元が存在するパラレルワールド構造を基本としていて、一般的に「マルチバース(多元宇宙)」という方式をとっています。
そういう理由からスパイダーマンが何人存在していてもOKという、都合のいいことになっているんですね。
シリーズごとに別々の物語を描いていますが、トム・ホランド版スパイダーマンがアベンジャーズに参加したことでその辺りもややこしくなってきています。
とりあえず公開順におさらいしていきましょう!
初代シリーズ三部作の紹介
まずはトビー・マグワイアが演じた初代スパイダーマンの紹介です。
監督はサム・ライミで当時は全6部作にもなる計画をしていたようですが、お偉いさん方と揉めたのが原因で頓挫したらしいです…。
アメコミから人気のスパイダーマンを実写映画版として大成功させたこのシリーズは、スパイダーマンのみならず現在のマーベル作品にとっても大きな礎となっています。
このシリーズはマルチバース(多元宇宙)「アース96283」です。
第1作:『スパイダーマン』(2002)
【あらすじ】
幼くして両親を亡くし、伯父夫婦のもとで大切に育てられたピーター。高校3年生となった彼は、6歳の頃からずっと思いつづけている隣家のメリー・ジェーンに未だに打ち明けることができないちょっと冴えない高校生。ある日ピーターは親友のハリーから彼の父親ノーマン・オズボーンを紹介される。ノーマンは巨大軍需企業オズコープ社の経営者にして天才科学者。ノーマンはピーターの科学の才能を高く評価、彼に目を掛けるようになる。そんなピーターは、大学の研究所を見学した際、遺伝子組み換えでスーパースパイダーとなったクモに刺されてしまう。その瞬間、ピーターの身体に異変が起こり始める。(allcinemaより引用)
【映画情報サイトの評価】
サイト名 | 点数(5点満点) |
Filmarks | 3.7点 |
映画.com | 3.6点 |
YAHOO!映画 | 3.9点 |
・初代シリーズのスパイダーマンは遺伝子改良されたクモにかまれて能力を身につけた
・父親代わりのベンおじさんが残した言葉「大いなる力には、大いなる責任が伴う」はその後のスパイダーマン史に残る名言で、その言葉の重みが作品ごとに深まっていく所もシリーズ通してのみどころです
・MJとの逆さキスは映画史にも残る名シーンとなっています
・原作に最も近いスパイダーマンで、ヴィランは原作でも宿敵となっているグリーゴブリンです
第2作:『スパイダーマン2』(2004)
【あらすじ】
グリーン・ゴブリンとの死闘から2年。大学生となったピーター(トビー・マグワイア)はメリー・ジェーン(キルスティン・ダンスト)への思いを募らせていた。一方、スパイダーマンを憎む親友ハリー(ジェームズ・フランコ)との関係も複雑になっていて……。休暇中、ロック・クライミングを楽しむイーサン・ハントの元に、またしても指令が届いた。今度のミッションは細菌兵器を狙う元同僚の陰謀を阻止すること。そして、そのためにまずやり手の女泥棒ナイア・ホールに接触せよ、というものだった……。(シネマトゥデイより引用)
【映画情報サイトの評価】
サイト名 | 点数(5点満点) |
Filmarks | 3.7点 |
映画.com | 3.6点 |
YAHOO!映画 | 3.8点 |
・ヒーローとして生活するピーターは市民の期待からその重圧に苦しむ。ヒーローの苦悩を描いた作品でもあり、ヒーローそのものの本質を見出すピーターの成長物語
・ヴィランのドクター・オクトパスとの戦闘シーンはそれぞれのキャラクターの特徴がきちんと描かれた名シーンの連続で目が離せませんよ!
第3作:『スパイダーマン3』(2007)
【あらすじ】
かつて暴漢に襲われて亡くなったベンおじさん殺害の真犯人、フリント・マルコ(トーマス・ヘイデン・チャーチ)が刑務所から脱獄。その情報を知らされ激しい怒りに燃えるピーター(トビー・マグワイア)は、メイおばさん(ローズマリー・ハリス)の制止の言葉も聞かず犯人の行方を追う。(シネマトゥデイより引用)
【映画情報サイトの評価】
サイト名 | 点数(5点満点) |
Filmarks | 3.6点 |
映画.com | 3.4点 |
YAHOO!映画 | 3.6点 |
・自身の活躍にうぬぼれを覚えたピーター。それと相対する存在となるヴェノムが登場。ヒーロー映画にありがちな展開だが変化する、ピーターの心情にも注目!
・サンドマンとの戦いは当時のVFXを駆使した映像で、今見ても迫力あるものとなっています
アメイジングシリーズ二部作の紹介
初代シリーズのリブートとしてつくられたアメイジングシリーズはアンドリュー・ガーフィールドが演じています。
初代とは違い男らしさ漂うピーター・パーカーで、いじめっことも戦う正義感あふれる設定となっています。ヒロインはスパイダーマンおなじみの”MJ”ではなく、グウェン・ステイシーとなっています。
このシリーズも三部作で計画されていましたが、MCU版スパイダーマンの計画や興行収入不振などの理由で打ち切りとなってしまいました。
このシリーズはマルチバース(多元宇宙)「アース120703」です。
第4作:『アメイジング・スパイダーマン』(2012)
【あらすじ】
高校生のピーター・パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)は両親が失踪した8歳のときから伯父夫婦のもとで暮らしていた。ある日、ピーターは父リチャード(キャンベル・スコット)の共同研究者だったコナーズ博士(リス・エヴァンス)のもとを訪れ、研究室で特殊なクモにかまれてしまう。その直後、ピーターの体には異変が起き……。(シネマトゥデイより引用)
【映画情報サイトの評価】
サイト名 | 点数(5点満点) |
Filmarks | 3.6点 |
映画.com | 3.5点 |
YAHOO!映画 | 3.4点 |
・初代スパイダーマンと同じようにクモにかまれ驚異的力に目覚める設定だが、体内で糸をつくる能力がなく自身でウェブシューターを作成する
・陽キャラになったピーターですがシャイな性格で、恋人のグウェン・ステイシーとのキスシーンはコントのようで面白いですよ
第5作:『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)
【あらすじ】
スパイダーマンとしてニューヨークの平和を守り、グウェン(エマ・ストーン)との関係も好調なピーター(アンドリュー・ガーフィールド)。だが、旧友のハリー・オズボーン(デイン・デハーン)がニューヨークに戻ってきたのを機に、充足していた生活が微妙に変化していく。そんな折、サイ型パワードスーツを装着したライノ(ポール・ジアマッティ)、人間発電機エレクトロ(ジェイミー・フォックス)という敵が出現。苦闘を強いられる中、追い打ちをかけるように怪人グリーン・ゴブリンとなったハリーが襲い掛かってくる。(シネマトゥデイより引用)
【映画情報サイトの評価】
サイト名 | 点数(5点満点) |
Filmarks | 3.8点 |
映画.com | 3.8点 |
YAHOO!映画 | 3.5点 |
・スタイリッシュなアクションがみどころの本シリーズがパワーアップした本作。視覚や聴覚的にもアトラクションを楽しむ感覚になれるので大画面でみるのがオススメ!
・このシリーズのもう一人の主人公・グウェン・ステイシーは勇敢でその戦う姿勢は、ピーターの足りないところを補完する存在で魅力的。ラストが衝撃的すぎる!
MCUシリーズ三部作の紹介
アベンジャーズなどで有名となったMCUシリーズ。そのMCUの仲間入りを果たしたスパイダーマンを演じたのはトム・ホランドです。
全2作のスパイダーマンよりあどけなさが残り好奇心旺盛な性格で、少年ぽいところがあり危なっかしさがある。しかしそこがトムホ版スパイダーマンの魅力でもありますね。
トムホ版スパイダーマンのデビューは映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)でアイアンマンがスカウトして、15歳という若さでスパイダーマンとなりました。
実はこれには裏設定があって、映画『アイアンマン』の終盤に出てくるアイアンマンのヘルメットを被った少年が幼いころのピーターというのです。
ここまでの設定を知っている人は少ないですが、こういう細かいところがファン心をくすぐりますよね。
このシリーズはマルチバース(多元宇宙)「アース199999」です。今展開されているMCUと同じ次元の物語です。
第6作:『スパイダーマン:ホームカミング』(2017)
【あらすじ】
15歳の高校生ピーター・パーカー(トム・ホランド)は、まるで部活動のようなテンションでスパイダーマンとして活動していた。まだ若い彼の才能に気付いたアイアンマンことトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)は、ピーターを真のヒーローとして育てようとする。スタークに新しいスーツを新調してもらったピーターは、意気揚々と街へ乗り出し……。(シネマトゥデイより引用)
【映画情報サイトの評価】
サイト名 | 点数(5点満点) |
Filmarks | 3.9点 |
映画.com | 3.7点 |
YAHOO!映画 | 3.7点 |
・MCUに参加するためか、このシリーズのスパイダーマンはクモにかまれたというスパイダーマン誕生シーンが存在せず(説明シーンのみ存在する)、スパイダーマンとしてのものがたりというよりひとりのヒーローとして描かれる構成になっている
・アベンジャーズに参加してからの物語でスパイダーマンの映画にアイアンマン(トニー・スターク)がふつうに登場しているのは、アメコミファンからみると失禁レベルの出来事でした
第7作:『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』(2019)
【あらすじ】
高校生のピーター・パーカー(トム・ホランド)は夏休みを迎え、親友のネッド(ジェイコブ・バタロン)やMJ(ゼンデイヤ)たちとヨーロッパへ旅行に行く。ところが、ピーターの前にS.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)が現れ、彼にある任務を与える。(シネマトゥデイより引用)
【映画情報サイトの評価】
サイト名 | 点数(5点満点) |
Filmarks | 4.1点 |
映画.com | 4.0点 |
YAHOO!映画 | 4.0点 |
・高校生ピーターが本当の意味でヒーローになるまでの成長を描いた物語で、その言動にはちょっとイラつく人もいるかもですがリアルな高校生像に共感する部分も多い
・謎の男・ミステリオスは魅力的な存在で人気が高いキャラクターのひとりです
・『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降の物語で、MCU関連作本のネタバレも多く含んでおり視聴には注意が必要です
第8作:『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2022)
【あらすじ】
スパイダーマンの正体がピーター・パーカー(トム・ホランド)だという記憶を世界から消すため、ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)はある呪文を唱えるが、それがドック・オク(アルフレッド・モリナ)らヴィランたちを呼び寄せてしまう。ヴィランの攻撃によって、ピーターのみならず恋人のMJ(ゼンデイヤ)らピーターの大切な人たちにも危険が及ぶ。(シネマトゥデイより引用)
【映画情報サイトの評価】
サイト名 | 点数(5点満点) |
Filmarks | 4.5点 |
映画.com | 4.3点 |
YAHOO!映画 | 4.2点 |
・ドクター・ストレンジの登場でいろいろと事件が巻き起こる本作は、ついに禁断のマルチバースの扉が開かれることに!これによって過去作のヴィランがわんさか登場します。
・過去作含めて最高傑作との呼び声高い映画になった本作は、長く続いたスパイダーマンシリーズにいったん終止符を打つ内容となっている
【まとめ】
今回は映画「スパイダーマン」シリーズをみる順番を紹介しました。
初代→アメイジング→MCUと続いたシリーズも一旦終止符をうったカタチで完結しています。
最後の最後に押し寄せてくる感動が何倍もちがいますので、ぜひとも公開順にみてほしいシリーズです!
そして、MCUに組み込まれたとスパイダーマンには新たな三部作のうわさも出ていますので、今後の展開に目が離せませんね!
MCU版最後の作品『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』で禁断のマルチバースの扉が開かれました。
アニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』(2018)では、その世界観が存分に活かされた作品となり大ヒットとなりました。
MCU(マーベルコミックを原作とした実写作品群)の世界は映画やディズニープラスのドラマシリーズでどんどんと広がりをみせています。
今からでも遅くないので、どっぷりとMCUの世界にハマっていきましょう!
最後まで読んでいただきありがとうございました。