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【ロケ地満載!】映画『室町無頼』を観る前に知るべき5つの魅力

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応仁の乱前夜の京を舞台に、日本史上初めて武士階級として一揆を起こした蓮田兵衛(はすだひょうえ)と、彼のもとに集結した“無頼”たちの姿を描く。たった9人で幕府に挑んだエンタメアクション巨編!

『22年目の告白 私が殺人犯です』や『あんのこと』などの入江悠が監督・脚本を手がけ、主演は大泉洋で本格的な殺陣・アクションに初挑戦する。「なにわ男子」の長尾謙杜が才蔵、堤真一が骨皮道賢を演じるほか、柄本明、北村一輝、松本若菜が共演します。

いぬくん
いぬくん
実在した人物を取り上げたリアルなストーリーだよ!

この記事では、映画『室町無頼』の魅力を徹底解説!
映画の見どころや注目ポイントを、5つに分けてわかりやすくお伝えします。

✅原作小説の魅力を徹底解説!
✅監督が8年間待望した映画化
✅豪華キャストが映画を盛り上げる
✅映画の見どころをたっぷり紹介
✅ロケ地情報もたっぷり紹介!

ゆるくも徹底的に映画紹介する記事となっておりますので、ぜひ最後までお気楽にお楽しみください。笑って癒される映画の魅力を、たっぷりお届けします!

1. 原作小説「室町無頼」の魅力を徹底解説

『室町無頼』は、直木賞作家・垣根涼介による革新的な歴史小説が原作です。本作は2016年度第6回「本屋が選ぶ時代小説大賞」を受賞しており、その高い評価が証明されています。これまであまり描かれてこなかった室町時代を舞台に、混迷の世を生きる人々の姿を描いた画期的な作品です。

1-1.物語の舞台と時代背景

『室町無頼』は、応仁の乱の5年前、1462年から1463年の室町時代が舞台です。この時代、飢饉や疫病で京都は荒れ果て、多くの人が家を失いました。政治では将軍が力を失い、幕府は弱体化。神社やお寺は力を強めようとし、経済では貧富の差が広がっていました。

庶民の不満も高まり、「下剋上」の風潮が生まれ、社会は大きな変化を迎えていました。そんな混乱の中、主人公たちは自らの道を切り開こうと奮闘していきます。

 

1-2.物語の特徴

史実を巧みに取り入れつつ、独自の解釈で物語を展開する。室町時代の社会状況が現代と似ているという視点も面白い所です。また、誰にも頼らず自らの道を貫き、時代の壁を打ち破る人々を「アウトロー=無頼」として描き、歴史的背景を持ちながらも高いエンターテインメント性を備えた作品となっています。

 

1-3.読者の評価

『室町無頼』は、500ページを超える大作小説となっています。エンターテインメント性が高く、読者を惹きつける物語展開が特徴的であり、ボリュームがありながらも読後の印象はさわやかに感じると評価されています。

 

2. 映画の基本情報

ここでは、映画の基本情報とスタッフについて詳しく紹介します。

2-1.あらすじ

1461年、京の都。大飢饉(ききん)と疫病が同時に発生して路上には死体が放置され、社会秩序が崩壊して貧富の格差が広がっていたが、室町幕府は無策で対策を講じることができずにいた。京の悲惨な状況を目の当たりにした無頼漢・蓮田兵衛(大泉洋)は、ひそかに倒幕と世直しの野望を抱き、天涯孤独な青年・才蔵(長尾謙杜)をはじめ無頼の徒を率いて巨大権力に反旗を翻す。そんな彼らの前に、兵衛のかつての悪友で幕府から市中警護を任されている悪党一味の首領・骨皮道賢(堤真一)が立ちはだかる。
(シネマトゥデイより引用)

 

2-2.スタッフ紹介

監督・脚本入江悠
原作垣根涼介
企画プロデュース須藤泰司
プロデューサ栗生一馬/北岡睦己
撮影大塚亮
VFXスーパーバイザー野口光一
アクション監督川澄朋章
殺陣清家一斗
音楽池頼広

入江悠が本作の監督と脚本を務めています。入江監督の過去の作品には『22年目の告白―私が殺人犯ですー』『映画ネメシス 黄金螺旋の謎』『あんのこと』など注目作品があります。
入江監督は本作について、「憧れだった」という京都で撮影を行い、京都撮影所の職人たちと共に新時代のアクション・エンターテインメントを作り上げたと語っています。

企画が立ち上がったのは、約8年前。コロナ禍を挟みながら、粘り強く撮影に漕ぎつけた入江悠監督をはじめとするスタッフ陣に脱帽です。

ねこくん
ねこくん
8年越しの映画公開には、喜びもひとしおだろうね。

 

3. キャストと登場人物の紹介

蓮田兵衛(はすだ ひょうえ) …大泉洋
無頼漢で剣の達人であり、物語の主人公。自らの腕と才覚のみで混沌とした世の中を渡り歩く自由人で、飢饉と疫病に苦しむ人々を率いて一揆を起こす。

才蔵(さいぞう) …長尾謙杜
天涯孤独の身で、自己流の棒術で生計を立てていた若者。兵衛との出会いを機に、その生き方に心酔し、厳しい修行を経て「六尺棒」の超人的な技を身につけます。

骨皮道賢(ほねかわ どうけん) …堤真一
300人の荒くれ者を率いる警護役の首領。幕府から京の治安維持を任されていますが、裏では強盗行為も行う悪党。

芳王子(ほおうじ) …松本若菜
高級遊女であり、絶世の美女。かつては道賢の、現在は兵衛の想い人であり、二人の間を取り持つ役割を果たします。

老師 …柄本明
棒術の達人で兵衛と才蔵の師匠。

名和好臣(なわ よしおみ) …北村一輝
足利義政に仕える有力大名

ねこくん
ねこくん
ただならぬキャストばかりだね。

 

4. 映画の見どころ

ここでは、映画をより楽しむための見どころを紹介します。

4-1.大泉洋の本格的な殺陣アクション

大泉洋が初めて本格的な殺陣アクションに挑戦しています。本予告映像では、「どん底から勝率ゼロを覆せ」のナレーションと同時に、二刀流で挑む兵衛の勇ましい姿が映し出されており、手に汗握る殺陣アクションが期待されます。

今年2月に行われた本作の製作発表会見では、大泉は「昨年の夏はずっと稽古していた。稽古初日から素振り100本振った」「映画史上に残るスケールの時代劇になりそうだ」と語り、堤は「台本上ではアクションシーンはあまりなかったのに、現場で戦うことになってしまって‥‥やっても一手か二手かと思ったら全然違った」と撮影を振り返っていました。

メインキャストとなる二人が語るように、かなり激しいアクションシーンに期待が高まります。

 

4-2.室町時代を舞台にした斬新な世界観

室町時代を舞台にした映画作品がほとんど存在しないため、監督の入江悠は独自の解釈で世界観を構築しています。入江監督は「『マッドマックス』のような世界観でもいいのかな」と述べており、アナーキーで自由度の高い描写が予想されます。

 

4-3.壮大なスケールの一揆シーン

本作では大規模なロケが行われ、何千人ものエキストラが参加しています。本予告映像には、立ち上る炎と砂塵の中で刀を手に戦いに身を投じる群衆たちの様子が映し出されており、動乱の時代を生きた人々の熱気が高密度に表現されています。

これらの要素が組み合わさり、歴史書にわずかに名を残す蓮田兵衛と無頼たちの知られざる闘いが描かれます。

いぬくん
いぬくん
迫力あるアクション時代劇に期待!

 

5.撮影ロケ地と舞台裏エピソード

本作は主に京都で撮影が行われました。監督の入江悠にとって憧れの地であった京都で、伝統ある京都撮影所の職人たちと共に撮影が行われたことで、本格的な時代劇の雰囲気が再現されています。

撮影は滋賀、兵庫、大阪でも実施されました。

5-1.東映京都撮影所(京都府京都市右京区)

680坪・全長75mのオープンセットが1カ月半かけて建設されました。オープンセットでは、六尺棒を武器とする才蔵のアクションシーンなどが撮影されました。

ワイヤーを使った殺陣アクションは必見です。


 

5-2.白髭神社跡地(滋賀県東近江市旧大萩村)

主要キャラクターである兵衛(大泉洋)、才蔵(長尾謙杜)、道賢(堤真一)の三人が揃うシーンが撮影されました。

 

5-3.御嶽山 播州清水寺(兵庫県加東市平木)

加東市平木の播州清水寺も映画のロケ地となりました。撮影には役者やスタッフなど200人以上が参加しました。

 

5-4.その他のロケ地

他にも、天野山金剛寺や京都府亀岡市の京馬車道で撮影が行われたことが確認されています。

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新しく情報が入り次第、更新していきます。

 

6.まとめ

映画『室町無頼』は、歴史小説の新しい形を提示した原作の魅力を、豪華キャストと熟練のスタッフによって見事に映像化した作品です。8年越しとなった作品には、入江監督をはじめとするスタッフの魂がこもっています。

室町時代という独特の時代背景と、そこで生きる人々の姿を通じて、現代にも通じるテーマを描き出しています。本格的な殺陣アクションや濃密なドラマパートが多くあり、手に汗握る緊張感とこころ揺さぶる人間ドラマが見どころです。

ねこくん
ねこくん
迫力あるアクション時代劇を堪能しましょう。