【続編情報あり！】映画『キングダム 運命の炎』はどこまで描かれたのか

この記事は、大ヒット映画『キングダム』シリーズの第三弾『キングダム 運命の炎』が、原作コミックスのどこまでの内容で構成されたのかを解説するものです。

前作となる『キングダム2 遥かなる大地へ』では、原作コミックスの10巻の第105話「裸の付き合い」の冒頭までが描かれました。そして今作では主人公・信が、天下の大将軍・王騎に弟子入り志願するところから物語が始まり、前二作で省かれていた「紫夏編」と「馬陽の戦い」がメインで描かれます。

最小限のネタバレになるように心がけておりますが、映画の内容を原作に合わせて紹介しておりますので、映画『キングダム 運命の炎』、原作漫画未読の方はネタバレになるので理解の上、お楽しみください。

1.大人気シリーズ映画『キングダム』は、結局どこまでやる？

2006年から連載開始した漫画『キングダム』は、現在（2023年7月28日時点）69巻までが発売され、累計9900万部を突破する大人気作品です。

この漫画は、紀元前770年～紀元前221年の間約550年間に及ぶ中国の分裂期・春秋戦国時代に嬴政（後の秦の始皇帝）が中華統一を成し遂げるまでの過程を描いた長編作品です。

春秋戦国時代は、中国の歴史でも人気のある「三国志」に負けず劣らずの人気あるテーマです。史実を基にしながらも、原作者の原泰久氏独自の世界観を加えて展開しています。

69巻読破した時点で感じたことは。原作者の作品愛が溢れ、各キャラクターの深掘りが長くなるなどして、ペースが遅くなりつつあるのが現状です。100巻をゆうに超え、150巻を超える可能性があるんじゃないかと思います。

実写映画シリーズが原作漫画の内容を全て網羅する場合、ものすごい数の作品を要することになり現実的に不可能となります。例えば、漫画の第一部となる40巻までやろうとすると10作ほど必要となり、映画「ハリーポッター」シリーズより長い作品となってしまうんです。

ここからは、実写映画『キングダム』シリーズが原作コミックスのどこまでを描いたのかを、第1弾から振り返っていきましょう。

1-1.『キングダム』は、原作コミックスのどこまで

『キングダム』は、原作コミックスの、5巻第46話「兄弟」まで描かれています。興行収入は57.3億円となり、公開された2019年の方が実写映画ナンバーワンとなりました。

第一作目となる『キングダム』は人気漫画の原作の実写化ということで、原作ファンからは不安の中での公開となりました。しかし映画が公開すると、忠実に再現された映画『キングダム』は大好評を受け、ライトユーザーからの新規ファンも多く獲得しました。

1-2.『キングダム2 遥かなる大地へ』は、原作コミックスのどこまで

二作目となった『キングダム2 遥かなる大地へ』は、『原作コミックスの、10巻第105話「裸の付き合い」のはじめまで描かれています。興行収入は51.6億円となり、二作連続で50億円を突破しました

1作目よりアクションシーンが増え、手に汗握るアクション超大作となりました。主人公・信の成長と羌瘣（きょうかい）の過去編を含む見ごたえあるドラマパートもしっかり描かれています。

1-3.そして『キングダム 運命の炎』はどこまで描かれたのか

結論から言うと、8巻「紫夏編」と10巻第105話「裸の付き合い」から13巻第139話「天災」までとなりました。原作漫画を忠実に描いている実写映画「キングダム」シリーズなので、原作漫画のエピソード量が多く『キングダム 運命の炎』は「馬陽の戦い」の途中で終わってしまいます。

2.『キングダム３』はどんな内容が描かれたのか

ここからは、シリーズ第三弾となる『キングダム 運命の炎』が、どんな内容が描かれたのか注目となるエピソードと合わせて紹介していきます。

2-1.描かれたエピソードの紹介

描かれるエピソードは、公式サイトにも書かれているいますが、「紫夏編」と「馬陽の戦い（途中）」となります。

先ほども書いた通り、原作コミックス「紫夏編」は8巻の第75話から第81話と「馬陽の戦い」10巻第105話「裸の付き合い」から13巻第139話「天災」ぐらいまでとなっています。

この映画は、前半の「紫夏編」と後半の「馬陽の戦い」の二つの大きなエピソードを1本の映画になるよう再構築した作品となりました。

2-2.どのぐらいのボリューム感なのか

映画シリーズを原作コミックスの換算すると、

となり、前2作品よりやや少ない分量となっています。

「馬陽の戦い」を最後まですると約7冊分の分量となり、単純計算で上映時間は200分を超えるものになります。

原作ファンは周知だと思いますが、「馬陽の戦い」の後半部分はとんでもないエピソードが数多くあり、原作漫画の中でも随一の人気あります。

2-3.注目となるエピソードを紹介

2-3-1.「紫夏編」コミックス8巻

嬴政（えいせい）の過去編にして、中華統一を成し遂げるまでの過程を描く上で、かなり重要なエピソードです。原作漫画の中でも泣けるエピソードとして挙げらています。

2-3-2.「馬陽の戦い」コミックス11～16巻

このエピソードは、漫画『キングダム』史上最も重要な一戦となります。自ら総大将と名乗り出た王騎にとって復帰戦となる戦場。何故自ら総大将として戦場に戻ったのか…。謎が語られます。

「馬陽の戦い」の戦いは以下通り、多くのエピソードを含む内容が濃いものとなっています。

3.新登場するキャラクターについて

映画『キングダム』の魅力のひとつとなっているのが、豪華なキャストです。

今作は、今後の物語を左右する重要なキャラクターが続々と登場します。映画公開まで明かされていなかったシークレットキャストも観る人を楽しませてくれました。

3-1.『キングダム』主要キャラクター

3-2.『キングダム2 遥かなる大地へ』主要キャラクター

第二弾から追加された主要キャラクター

3-3.『キングダム 運命の炎』から登場予定のキャラクター

以上が、今作から登場する予定の新キャラクターとなります。

赤字で書いた、李牧（りぼく）役の小栗旬や龐煖（ほうけん）役の吉川晃司の登場には映画を観る人を驚かせました。

その中でも、カイネ役の佐久間由衣は原作のイメージにピッタリだった事とカイネの登場でさらなる続編も期待させたことで、原作ファンを唸らせました。

4.まとめ

映画『キングダム 運命の炎』の描かれるところは…、

原作コミックスの8巻と「馬陽の戦い」10巻第105話「裸の付き合い」から13巻第139話「天災」ぐらいまでとなりました。

・「紫夏編」（8巻）

・「馬陽の戦い」（11～13巻）

が、主要エピソードとなります。

今作で描かれいない「馬陽の戦い」後半部分には、とんでもないエピソードが数多くあります。その内容は原作ファンの中でも随一人気を誇るもので、今までの映画がすべて伏線となるものすごい最高傑作となるはずです。

5.続編となる【パート4】の情報

続編となるパート4では、「信・羌瘣（きょうかい）vs龐煖（ほうけん）」や「六将・摎（きょう）（王騎過去編）」。さらに重要なエピソード多く含むものとなり、実写映画シリーズ最高傑作となること間違いなしの物語となります。

気になる公開日ですが、2024年7月12日（金）公開が決定しました！。

タイトルは、『キングダム 大将軍の帰還』

新たなスーパーティザーＰＶで登場している六将・摎のキャスティング予想でも盛り上がりそうですね！

＼ロケ地を紹介する記事もどうぞ／
【ファン必見！】映画『キングダム３』の舞台となるロケ地ガイド

最後に無料視聴する方法を紹介してありますので、そちらもどうぞ！

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