映画『キングダム3』映画は原作のどこまで描かれる？見どころも解説！

この記事は、大ヒット映画『キングダム』シリーズの第三弾『キングダム３』が、原作コミックスのどこまでの内容で構成されるのかを考察したものです。

前作『キングダム2 遥かなる大地へ』では、原作コミックスの10巻の第105話「裸の付き合い」のはじめまでが描かれました。そして今作では主人公・信が、天下の大将軍・王騎に弟子入り志願するところから物語が始まります。

本作は原作でも最重要エピソードを含む内容となっており、その見どころを余すところなく徹底的に解説していきます。

原作未読の方でも楽しめるよう、最小限のネタバレでお伝えします。最後までお付き合いください。

1.大人気シリーズ映画『キングダム』は、結局どこまでやるのか？

2006年から連載開始した漫画『キングダム』は、現在（2023年2月28日時点）67巻までが発売され、累計9500万部を突破する大人気作品となっています。

この漫画は、中国の歴史上重要な人物である嬴政（えいせい）が、中華統一を成し遂げるまでの過程を描いた長編作品です。原作者の原泰久氏は、史実を基にしながらも、独自の世界観を展開しています。

原作漫画が、かなりの長編となっていますが『キングダム』は何巻まで続くのか？という、疑問が一部ネットを中心に議論となっています。作者も40巻時点で、80～100巻ぐらいを予測していたようです。

しかし、67巻読破した時点で感じたことは。作者の作品愛が溢れ、各キャラクターの深掘りが長くなるなどして、ペースが遅くなりつつあるのが現状です。150巻を超える可能性があるんじゃないかと思います。

こういった事情から、実写映画シリーズが原作漫画の内容を全て網羅することは、不可能でしょう。

ここからは、実写映画『キングダム』シリーズが原作コミックスのどこまでを描いたのかを、振り返りましょう。

1-1.『キングダム』は、原作コミックスのどこまで

第一作目となる『キングダム』の、原作漫画との大きな相違点はラスボスが違うところでした。そこ以外は、ほぼ原作を忠実に作りこまれた映画となりました。若干、ストーリー進行上でエピソードに前後があったぐらいでしたね。これは、原作者の原泰久さんが脚本に関わっている影響が大きいでしょう。

『キングダム』は、原作コミックスの、5巻第46話「兄弟」まで描かれました。

1-2.『キングダム2 遥かなる大地へ』は、原作コミックスのどこまで

二作目となった『キングダム2 遥かなる大地へ』は、新登場した謎多き女剣士「羌瘣（きょうかい）」のエピソードがかなり濃密に描かれており、そういった都合でエピソード順の変更はありました。

もうひとつの違いは、原作コミックス8巻で描かれた、嬴政（えいせい）の過去編となる「紫夏(しか)」編がカットされたところでしょう。物語進行上、嬴政（えいせい）の物語を大きく動かすエピソードとなり、中途半端に入れることをあえて止めたのでしょうね。

『キングダム2 遥かなる大地へ』は、原作コミックスの、10巻第105話「裸の付き合い」のはじめまで描かれました。

1-3.そして『キングダム3』はどこまで描かれるのか

結論から言うと、8巻「紫夏編」と10巻第105話「裸の付き合い」から16巻第173話「終戦」までとなります。もしくは、続編を匂わせるため、17巻第174話「三百将」までとなるはずです。

ただし、エピソード量と尺的に上映時間により二部作となる可能性があります。

2.『キングダム３』がどんな内容となるか徹底考察

ここからは、シリーズ第三弾となる『キングダム 運命の炎』が、どんな内容となるか解説するとともに、注目となるエピソードを紹介していきます。

2-1.描かれるエピソードの紹介

描かれるエピソードは、公式サイトにも書かれているいますが、「馬陽の戦い」と「紫夏編」となります。

先ほども書いた通り、原作コミックスの10巻の第105話「裸の付き合い」から16巻の第173話「終戦」ぐらいまでと、「紫夏編」は8巻の第75話から第81話となっています。

2-2.どのぐらいのボリューム感なのか

このことから、本作は原作コミックスの7冊分が原作分となります。これを前作までのボリュームと比較します。

そうすると、

となり、前2作品より多くのエピソードが盛り込まれることが分かります。

これを単純計算すると、上映時間は200分を超えるものになりますね。さすがに200分は長すぎるので、150分から180分ぐらいのボリュームになる可能性があります。

もし上映時間が120分程度に収まっている場合は、二部作構成になる可能性があります。

2-3.注目となるエピソードを紹介

2-3-1.「紫夏編」コミックス8巻

嬴政（えいせい）の過去編にして、中華統一を成し遂げるまでの過程を描く上で、かなり重要なエピソードです。この辺りは呂不韋（りょふい）との戦いを本格化させるのに、大きな役割を成します。

2-3-2.「馬陽の戦い」コミックス11～16巻

このエピソードは、漫画『キングダム』史上最も重要な一戦となります。自ら総大将と名乗り出た王騎にとって復帰戦となる戦場に現れたのは、趙軍の総大将・龐煖でした。龐煖とはお互いに大きな因縁を残す相手で、戦いは二人を中心に大きく動き出します。

「馬陽の戦い」の戦いは以下通り、多くのエピソードを含む内容が濃いものとなっています。

3.新登場するキャラクターについて

映画『キングダム』の魅力のひとつとなっているのが、豪華なキャストです。華やかな俳優さんが多く出演されているので、それだけでワクワクしちゃいます。

今作は、今後の物語を左右する重要なキャラクターが続々と登場します。そのあたりを含めて紹介していきます。

3-1.『キングダム』主要キャラクター

3-2.『キングダム2 遥かなる大地へ』主要キャラクター

第二弾から追加された主要キャラクター

3-3.『キングダム 運命の炎』から登場予定のキャラクター

以上が、今作から登場する予定の新キャラクターとなります。今後キャストの発表次第、更新していきます。

さらなる続編があるのであれば、もっと多くのキャラクターが登場するはずです。その辺りも楽しみとなりますね。

4.まとめ

この記事では、『キングダム３』が原作漫画のどこまでの内容で、構成されるのかを考察してきました。

いろんな観点から予想した、映画『キングダム３』の描かれるところは…、

原作コミックスの8巻と10巻の第105話「裸の付き合い」から16巻の第173話「終戦」ぐらいまで、となります。もしくは、続編を匂わせるため、17巻の第174話「三百将」までとなるはずです。

・「紫夏編」（8巻）

・「馬陽の戦い」（11～16巻）

が、主要エピソードとなります。

今作は、前2作よりもボリュームある内容となっており、上映時間も150～180分ぐらいになると予想します。しかし、長時間の上映時間が気にならないほどの、濃密なエピソードが満載なのでファンのみならず、誰でも楽しめるはずです。

しかし上映時間が前作までと同じ120分程度であれば、二部作構成となる可能性があります。個人的にも二部構成にして、王騎のエピソードをじっくり表現してほしいところです。

さらに、今後の『キングダム』シリーズを大きく左右する重要人物ばかりが追加されるため、新キャラクターにも注目が集まります。どのようなキャラクターが登場するかで、ますます続編の期待が高まります。

映画公開前のため、現時点では情報がまだ完全ではありません。情報が入り次第、記事を更新していく予定です。

＼ロケ地を紹介する記事もどうぞ／
映画『キングダム２』で撮影につかわれたロケ地を徹底紹介！

最後に無料視聴する方法を紹介してありますので、そちらもどうぞ！

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