どうも、こんにちは。ズバ男です!
この記事は前作『鋼の錬金術師1』が酷評を受けたにもかかわらず、続編となる完結編を二部作で公開する『鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成』が原作コミックスのどこまでを描くかを徹底予想するものです。
結論から言うと、最後まで描かれます!
原作コミックスは全27巻にもなる物語のなので、かなり端折ることになるので、うまくストーリー編成しないと前作の二の舞となってしまいます。
前作がなぜ酷評されたのかをくわしく知りたい人はコチラ
原作の重要なエピソードからの予想と、すでに発表されたキャストや予告映像などを徹底的に分析し解説していきますので、最後までお付き合いください。
※原作からのネタバレを含む内容となっています
実写映画『鋼の錬金術師』シリーズは原作マンガのどこまでやるのか?
2001年から2010年に連載され、コミックスも全27巻が発刊し累計8000万部を超えるカリスマ的人気のマンガが原作になっています。
【カンタンあらすじ】
亡くなった最愛の母を生き返させるため、錬金術の禁忌「人体錬成」をするエドとアルの兄弟。
その結果、兄のエドは左足をアルは全身を失ってしまうこととなります。弟を失ってしまったエドは咄嗟に自分の腕を犠牲に鎧にアルの魂を定着させました。
やがて国家錬金術師となったエドと鎧の姿になってしまったアルは、元の姿に戻るため伝説の「賢者の石」を求めて旅をすることになる。
原作にどこまで忠実に描かれるのか?
前作『鋼の錬金術師1』は原作マンガとの相違点が多すぎて、逆に同じところを紹介した方が早いくらいでしたね。かなり登場人物を減らし、エピソードもごっそり減らし、減らした分違うキャラで代用させて進めた物語も、ラストのところは原作コミックスの10巻まで進んでいました。
同じような構成で無理やり構成すれば、全27巻ある原作の最後までいく計算になります。かなり無理やりなので、重要なエピソードも端折る可能性はありますが…。
実写映画『鋼の錬金術師』シリーズは完結する?
タイトルも完結編となっているので、間違いなくシリーズの完結でしょう!
この二部作はマンガ「鋼の錬金術師」が連載されて20周年を祝う、連載20周年の新プロジェクトのひとつで、原作者の荒川弘さんの願いでもあったようです。
それでは映画『鋼の錬金術師 完結編』二部作はどこまで描かれるのか
ここからは映画『鋼の錬金術師 完結編』二部作が原作マンガのどこからどこまでを描くのかを、公式から発表されたキャストやPV内容をふまえて予想していきます。
発表されたキャストからの予想
前作ではかなり登場人物を減らしていましたね。
前作では登場しなかったスカー中心として描かれる『鋼の錬金術師2 復讐者スカー』。同じく前作には登場しなかったヴァン・ホーエンツォレルン(エドとアルの父)&”お父様”を中心に描いた『鋼の錬金術師3 最後の錬成』。
こういった構成で完結編二部作が製作されていることは、公式でも発表されているので確実でしょう。
さらに今作では多くの新キャラクターが登場するので、そこは期待が高まりますね。
発表された新キャストは以下の通りです。
内野聖陽(ヴァン・ホーエンツォレルン&お父様)
新田真剣佑(スカー)
渡邊圭祐(リン・ヤオ&グリード)
黒島結菜(ランファン)
筧利夫(フー)
山本耕史(アレックス・ルイ・アームストロング)
栗山千明(オリヴィエ・ミラ・アームストロング)
寺田心(セリム)
ロン・モンロウ(メイ・チャン)
遼河はるひ(イズミ・カーティス)
山田裕貴(ゾルフ・J・キンブリー)
舘ひろし(キングブラッドリー)
遼河はるひ(イズミ・カーティス)
山田裕貴(ゾルフ・J・キンブリー)
舘ひろし(キングブラッドリー)
仲間由紀恵(トリシャ・エルリック)
風吹ジュン(ピナコ・ロックベル)
藤木直人(ユーリ・ロックベル)
奥貫薫(サラ・ロックベル)
他
こうやって書き出すとかなりの新キャストが追加されたことがわかりますよね。
逆にこんなに出して大丈夫かと不安にもなっちゃいますが(苦笑)
前作では最終的に10巻まで物語は進みましたが、かなり登場人物を減らしていたので完結編では10巻までに登場していたスカーやエドの師匠・イズミ・カーティスなど多くの登場シーンを挿し込まないといけません。
これほどの新キャストを一気に出すとなると、『鋼の錬金術師2 復讐者スカー』では人物紹介だけでもかなりの時間を要することになるでしょう。
前作では登場人物を減らし無理やり他のキャラクターで代用していました。その結果かなりの改変がありましたが、完結編では大量の新キャラクターが登場しているのである程度は原作に沿った展開になるでしょうね。
予告PVからの予想
さきほどキャストからの予想である程度は原作に沿ったストーリー展開になるとしましたが、コミックス全27巻を3本の映画で完結させようとしているので、途中のエピソードはかなり端折られることも確実です。
ここでは、公式で発表されているPVから途中挿し込まれるエピソードを予想していきます。
前作では一応原作コミックスの10巻まで物語は進んでいるものの、それまでに登場しているキャラクターが今回の完結編二部作で初登場することになります。これはPVをみれば一目瞭然ですが、新キャラクターの登場シーンもきちんと描かれていますね。
スカーを中心として描くとされる『鋼の錬金術師2 復讐者スカー』では、イシュヴァール殲滅戦の回想シーンが多くあることから、スカーとのバトルシーンがメインとなるはずです。
ヴァン・ホーエンツォレルン(エドとアルの父)&”お父様”を中心に描くとされている『鋼の錬金術師3 最後の錬成』では、スロウスの力自慢やセリムとのバトルシーン、グラトニーのお腹の中でエドとエンヴィーが対峙するシーンなど、ホムンクルスとの激闘がある程度再現されることは確定しています。
そして物語のクライマックスとなるシーンも再現されているので安心しましたね。
まとめ
いろんな観点から予想してきた映画『鋼の錬金術師 完結編』二部作の描かれるところは…、
・前作の映画『鋼の錬金術師』と同じようなペースでストーリー展開される
・スカーを中心にイシュヴァール殲滅戦から生み出された悲しみを描き、スカーとのバトルシーンがメインとなる『鋼の錬金術師2 復讐者スカー』
・『鋼の錬金術師3 最後の錬成』はホムンクルスとの激闘を描き、その元凶となる”お父様”とのバトルシーンから感動のラストバトルまで、最後の方は原作にある程度忠実に描かれるはずです
1作目では描かれなかったイシュヴァール殲滅戦が描かれているところや主要キャラクターが登場することで、原作ファンも安心できるところはありますよ。
しかし原作ファンとして一番の不安要素は、どこまで原作を忠実に描かれているかですよね。すべてのエピソードをきちんと描くのであれば、1本の映画で描くことができるのはせいぜい5冊程度だと考えています。
そのことから全27巻ある原作コミックスを忠実に再現するのに必要な映画は5,6本となり、ふつうにストーリー展開すると半分しか進みません。このことから考えられるのは半分近くを端折ることやエピソードの構成自体を改変することです。
何やら前作と同じニオイも感じますが、予告PV をみる限りCGも大幅にアップグレードされていますので、みどころも多いはず! ぜひとも大画面で楽しみましょう!!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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