どうも、こんにちは。ズバ男です！
この記事は映画『夏への扉－キミのいる未来へ－』を観る前に知っておきたい事として、原作と映画のあらすじからどのような映画になるか解説し、注目のキャストも紹介します。映画を観る前に知っておきたいことをネタバレなしでまとめたものです。
これを読めば映画を観る前の予習がバッチリ出来て、より映画が面白くなるはずです！
※ネタバレはないので（あらすじ程度まで）ご安心ください。
【予習１】原作者について
◆原作者： ロバート・Ａ・ハインラインのプロフィール
ロバート・Ａ・ハインライン
1907年7月7日生まれ／アメリカ出身
ＳＦ界を代表する作家で「ＳＦ界の長老」といわれるほどの人物で、世界ＳＦ界のビッグスリーとも呼ばれる。（他にはアーサー・Ｃ・クラークとアイザック・アシモフ）御三家みたいなものですね（笑）
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アメリカのミズーリ州バトラーで生まれ、カンザスシティで育ちました。
18歳のときに海軍兵学校に入学しアメリカ海軍の士官となりますが、27歳の時に結核を患い退役する。この頃に二度結婚しています。
その後色んな職を転々としながら社会主義者の政治活動をしていて、自らもカリフォルニア州の議員選挙に立候補するが落選しました。その選挙でできた借金を返すために小説を書き始めたようで、本格的に書き始めたのは第二次世界大戦後でした。
初期の頃の作品は社会派の内容が多かったようですが、３度目に結婚した妻の影響でどんどんと作風が変化していったようです。
【予習２】原作の小説について
◆原作となる小説はどのような物語なのか
原作小説『夏への扉』はロバート・Ａ・ハインラインの代表作のひとつでタイムパラドックスを扱った小説として、映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズなどタイムトラベルものの作品に大きく影響を与えた作品とされています。
出版されたのが1956年だというのも驚きですよね。ちなみに映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』は1985年に公開されました。
◆原作のあらすじ
舞台は1970年アメリカ。
ぼくの飼っている猫（ピート）は冬になると夏への扉を探し始める。かくいう僕も夏への扉を探していた…。
主人公ダンは最愛の婚約者や親友に裏切られて大事な発明を奪われ、仕事を失い、打ちひしがれ自暴自棄になったダン。コールドスリープに望みを託し、2000年になるまで眠りに付くことを望む…。
【予習３】映画『夏への扉－キミのいる未来へ－』のあらすじ
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1995年、東京。ロボット開発に従事する科学者・高倉宗一郎は、亡き父の親友だった偉大な科学者・松下の遺志を継ぐプラズマ蓄電池の完成を目前にしていた。愛猫ピートと松下の娘・璃子との穏やかな日常の中で、研究に没頭する宗一郎だったが、信頼していた共同経営者と婚約者に裏切られ、自身の会社も開発中のロボットや蓄電池もすべて奪われてしまう。さらに宗一郎は人体を冷凍保存する装置・コールドスリープに入れられ、2025年の東京で目を覚ます。（映画.comより引用）
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原作小説との大きな違いは時代設定（1970年→1995年）と舞台をアメリカから日本に再構築したところでしょうね。
【予習４】スタッフの紹介
◆三木孝浩監督について
本作の監督は『ソラニン』や『思い、思われ、ふり、ふられ』の三木孝浩です。この監督の製作する作品は表向き胸キュン映画が多く単純な恋愛ものを想像しがちで恋愛映画のエース的存在と言われています。
恋愛要素を除いたとしても、原作のある作品でも音楽と映像を巧みに使いその世界観を表現することに長けています。人物の心情を表現するのも素晴らしく、日本トップレベルの監督です。
そんな三木孝浩監督が描く、世界的人気ＳＦ小説『夏への扉』の世界観はどのようなものになるか。楽しみですね！
◆主題歌を歌うのはＬｉＳＡ
この映画の主題歌を歌うのは今最も注目されるアーティストLiSAです。
LiSAというとアニメ『鬼滅の刃』の主題歌『紅蓮花』が大ヒットし、2020年の紅白歌合戦にも出場しました。
映画の主題歌『サプライズ』はこの映画のために書き下ろされたものです。いい映画にはいい音楽が必要不可欠なだけにこの曲にも注目したいですね！
【予習５】登場人物の復習をしておこう
・山﨑賢人／役名：高倉宗一郎
主人公。東京でロボット開発に携わる科学者。
・清原果耶／役名：松下璃子
主人公・宗一郎の父親の親友の娘で高校生。
・夏菜／役名：白石鈴
宗一郎の婚約者。
・眞島秀和／役名：松下和人
宗一郎の経営する会社の共同代表。
・浜野謙太／役名：坪井強太
宗一郎にヒントを与える会社経営者で科学者。
・田口トモロヲ／役名：遠藤教授
宗一郎が目覚めるのを待ち続けた物理学者。
・原田泰造／役名：佐藤太郎
謎の男でこの物語のキーパーソン。
・藤木直人／役名：ＰＥＴＥ
2025年のヒューマノイドロボット。
【まとめ】
『夏への扉－キミのいる未来へ－』を観る前に知るべき５つのこと。ということで原作のことから映画のあらすじ、監督や登場人物の復習と映画をより楽しむための予備知識となることをまとめてましたがいかがでしたか？
今でもいろんな作品に影響を与え続ける傑作原作小説を日本を代表する監督・三木孝浩氏がどのようなカタチで映像化にしたのか….そしてそれを演じる俳優やそれを彩る音楽にも注目したい映画となっていますので是非楽しんでご鑑賞くださいね。
愛猫のピートもかわいいですよね。そしてこの作品の出来をも左右しかねない重要な存在となっていますのでそこにも注目してみてくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
