どうも、こんにちは。ズバ男です!
この記事は『小説が原作のおすすめ映画【女性作家編】』ということで、小説が原作になっている映画のなかで 当サイトが今まで紹介してきた女性小説家さんの一番オススメしたい映画を紹介していくものです。
小説はよく読むが映画はあまり観ない方、映画はよく観るが小説はあまり読まない方にオススメできるように、両方からの視点で紹介していきますので必ずお気に入りの作品が見つかるはずです!
気軽に楽しくをモットーに書いておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
女性作家が原作のおすすめ映画
【 有川 浩 】
ライトノベルレーベル出身の作家さんだが、”ラノベっぽくない” 作風から ”大人向けライトノベル” の開拓者と言われている。
代表作の「図書館戦争」シリーズからみられるようにSF要素の中に恋愛要素を盛り込んだ内容のものが多くあり、”ベタ甘”と評される恋愛描写で女性を中心に読者を獲得している。
テンポの良さと登場人物の明るい会話などで老若男女問わずファンが増えている。
オススメ第1位:『図書館戦争 THE LAST MISSION』
大ヒットした映画『図書館戦争』の続編で、前作よりパワーアップしたアクションシーンと新たに加わったキャストがさらに作品を盛り上げています!
恋愛要素は薄めになっていて、老若男女問わずどの世代が観ても楽しめる!!
【 恩田 陸 】
年間に300冊を読むほどの愛読家でもあり、その読書量からなる知識で描くジャンルは多岐にわたります。
緻密なまでに練り込まれたストーリーに繊細に描かれた心理描写、そして ”ノスタルジアの魔術師” と呼ばれるほどに圧倒的な幻想的な世界観は読者をどんどん引き込みます。
オススメ第1位:『蜂蜜と遠雷』
実写化が難しいとされていた作品を見事までに映像化させた渾身の1本です!
文章で表現されていた”ピアノの音”を日本を代表とするピアニスト達が奏でて、それを役者さんたち魂の演技で再現させた ”音” が見事で鳥肌立つこと間違いなしの傑作です!!
【 角田 光代 】
リアリティある物語を描いた作品が多く、女性の心理描写には多くの人が心動かされるほど共感すると評価されています。
恋愛小説が多いですが衝撃的な内容の本も書いており、最近ではエッセイも数多く執筆していてマルチに活動しています。
オススメ第1位:『八日目の蝉』
加害者視点で描かれた作品ですが、愛について考えさせられる重いテーマの映画です。
主演の井上真央の淡々とした演技と表情が作品に深みと現実の過酷さを脚色していて、観る人の心を揺さぶりますよ。
【 辻村 深月 】
若年層の内面を繊細かつ的確に捉えた語彙力はさすがで若い頃に経験した複雑で独特な心を思い出す読者も多いはずです。
不幸が降りかかる物語が多いですが最後に希望が差し込み、勇気と温かい気持ちになれる素敵な作品ばかりです。
作者が藤子不二雄の大ファンという事もあり、藤子ワールドさながらに登場人物が別の作品にリンクする世界観もうれしいですね。
オススメ第1位:『朝が来る』
リアリティある内容と臨場感ある映像でまるで実話と感じるほどです。
主要キャストの永作博美と井浦新の存在感がさらにリアルさを昇華させています。
重いテーマの作品で”命”の大切さに不思議な気持ちと前向きさが出る素晴らしい映画です。
【 西 加奈子 】
大阪で育ったということもあり作品に関西弁が多く登場し、陽気で活きのいい会話は読んでいるだけで明るく元気になれるものばかりです。家族や身近なことがテーマになることが多く、かざらない文体で読む人に共感を呼んでいます。
作者本人も明るい方でそのキャラクターがたくさんの人に愛され、多方面で活躍しています。
オススメ第1位:『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』
西加奈子さんの楽しさがさく裂している作品が原作となっており、芦田愛菜の演技力のヤバさがその面白さを倍増させている。その他の登場人物も個性的で楽しさも倍増しています。
大阪らしい大阪の映画になっているので、終始ほっこりしますよ。
【 原田 マハ 】
マリムラ美術館、伊藤忠商事、森ビル森美術館設立準備室にそれぞれ勤め、美術に関する経験がものすごくて他の人には真似できない行動力がある人です。
絵画の知識を活かしたアート小説が有名ですが、他にも旅行やグルメを題材にしたエンタメ作品も多いです。そのほとんどがハッピーエンドで、日常にない温かさを感じる作品も魅力です。
オススメ第1位:『キネマの神様』
原田マハさんの原作小説の良さに山田洋次監督の情熱がつまった、心にしみる人情ドラマ。
本来主演を務めるはずだった志村けんさんと沢田研二さんが違和感なく、東村山音頭のシーンでは色んなものを感じさせる。世代によって見方が変わる作品でもある。
【 三浦 しをん 】
三浦しをんさんの小説は一風変わったことを題材にした作品が多い。
家族を描いた作品も多く、コミカルなテイストでほんわかした作風が魅力的です。
オススメ第1位:『WOODJOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常』
三浦しをんさんの小説を原作に矢口史靖監督が脚本した映画です。魅力ある原作を矢口ワールド全開の楽しい映画に仕上げていて、観た人全員を明るくする素敵な作品となっています。
【 湊 かなえ 】
サスペンス作品が多く、緻密な心理描写を活かした伏線が多くありその中でも女性の内面を描いた描写は素晴らしい。
”イヤミスの女王”と呼ばれるほどハッピーエンドな結末は少ない。
オススメ第1位:『告白』
中学生が多く登場する作品でR15+作品というある意味異作となった本作だがその出来栄えは素晴らしく、日本アカデミー賞4冠という偉業を達成した。
原作よりもさらに”イヤミス”となった映画版は必見ですよ。是非元気な時にご鑑賞ください(笑)
【 宮部 みゆき 】
今までにも数多く映像化されていて、多くの人に知られている日本を代表する小説家の1人です。
色んなジャンルを手掛けていますがその中でも多いのがサスペンスです。
文体も安定していて読みやすく、普段小説を読まない人にもおすすめな作品ばかりです。
オススメ第1位:『ソロモンの偽証 前編・事件』
二部作構成で公開された映画の前半部分にあたる作品で後半へのつなぎ方が絶妙で一気に最後まで観てしまうぐらい見事です。
作品内容から伝わる痛烈なメッセージと散りばめられた伏線が観る人の心を鷲掴みにしてどんどん引き込んでいくミステリー作品の傑作です!
【 吉本 ばなな 】
代表作には恋愛小説が多いですが、日常を描いたものからファンタジーものまで、かなりジャンルの幅が広く、最近ではエッセイストとしても活躍している。
独特な世界観を描いたものが多いのも特徴ですが、書く文章は女性らしい優しさがあり非常に読みやすくどんどんと読み進めていくことができます。
オススメ第1位:『つぐみ』
原作小説は、吉本ばななさんの代表作のひとつで平成初のミリオンセラー作品になった。
世代の人にはかなり懐かしい作品です。
30年以上も前の映画ですが主要キャストの若さと魅力あふれる演技と雰囲気に懐かしさの中に時代を感じさせない夏の定番映画のひとつです!
【まとめ】
気になる作品は見つかりましたか?
今回は女性作家さんの小説が原作の映画を紹介しました。
女性作家さんが書く小説は人物描写が上手に表現されたものから独特の世界観を巧みな文章力で表現されたものなど、どれも繊細で柔らかい文体のものが多いです。
そこを忠実に映像化してある作品や映画化や映画オリジナルの要素を加えたものなど多彩な作品が多くあります。
今回紹介した作品以外にもたくさんの素晴らしい映画は世の中にありますので、みなさんにひとつでも多くの出会いになるような映画をこれからもどんどんと紹介していきますのでよろしくお願いします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。