どうも、こんにちは。ズバ男です!
この記事は、『三浦しをん原作の映画 おすすめランキング』ということで、小説家・三浦しをんさんの小説を映画化したもの”全ての中から” 気軽に楽しめるよう ランキング形式で紹介していくものです。
三浦しをんさんというと、変わったテーマを題材にした作品が多くて、コミカルなテイストが魅力です。
映像化された映画もその雰囲気を活かした良作揃いとなっていますので、お気に入りの映画をチェックしてくださいね。
※ランキングは私の独断と偏見によるものですので予めご了承ください。
【三浦しをんさんの紹介】
[プロフィール]
東京都出身/1976年9月23日生まれ/A型
[代表作]
まほろ駅前多田便利軒(2006)、風が強く吹いている(2006)、神去なあなあ日常(2009)、舟を編む(2011)
[経歴]
1995年早稲田大学に入学すると、翌年には文学科演劇専修に進む。
出版社に就職しようと活動していたが、就職氷河期の影響か全滅する…。
そして、大学卒業後は出版社の事務や大型古書店でアルバイトをしていた。
就職活動の際、早川書店の入社試験で作文を読んだ面接官・村上は三浦しをんの才を見出し、1998年に立ち上げた「Boiled Eggs Online」でウィークリー読書エッセイ『しをんのしおり』を開始。
自分の就活経験をもとにした、小説『格闘する者に○』を出版すると、2005年には『私が語り始めた彼は』で山本周五郎賞の候補となり、同年に出版した『むかしのはなし』が直木賞候補となった。
そして、2006年には『まほろ駅前多田便利軒』で直木賞を受賞し、その後も『舟を編む』で本屋大賞、『あの家に暮らす四人の女』で織田作之介賞に選ばれるなど日本を代表する人気作家となりました。
[作風]
・変わったことを題材にすることが多い。
・男性が主人公であることが多い。
・家族を中心に日常生活を交え描いた作品も多く、全体的にほんわかしたテイストでコミカルな作風は読む人を明るくします。
【 ランキング6位~1位】
6位『光 』
2017年 137分 R15+
◆監督/脚本・・・大森立嗣
◆主要キャスト・・・井浦新/瑛太/長谷川京子/橋本マナミ
【あらすじ】
東京の離島・美浜島に住む中学生の信之はある日、殺人を起こしてしまう。恋人の美花が男に乱暴されているのを発見し救うために殺してしまったのだ。その夜、島は天災に襲われ、壊滅的な被害に見舞われた。そしてその事件もうやむやになっていった…。それから25年後、島の壊滅的被害から生き残った信之は妻子を持ち、幸せに平穏な毎日を送っていた。そして、美花は過去を振り払い華麗な芸能界で貪欲に生きていた。そんな二人の前に信之を慕っていた輔が現れ、過去の事件をバラすと脅し始める…。
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 2.9点
映画.com 2.8点
YAHOO!映画 2.6点
【短評】
アートな作品を演出するためか、良くも悪くも音楽が主張している。この辺りでかなり評価が分かれそうですね。
狂気じみた映像は胸糞悪くなるが、瑛太と井浦新の怪演はさすがでした。R18指定にしてもいいのではと感じるほどでした。
原作にあった巨大災害後の島の描写がごっそりと無かったのは少し残念です。
5位『風が強く吹いている』
2009年 133分
◆監督/脚本・・・大森寿美男
◆主要キャスト・・・小出恵介/林遣都/中村優一/川村陽介/ダンテ・カーバー
【あらすじ】
選手として致命的怪我をしたハイジは夢を叶える切り札として、ある事件を起こして走ることから遠ざかっていた天才ランナーのカケルを半ば強引に自分が寮長を務める竹青荘に入居させる。ハイジは密かに駅伝出場の計画を立てていたのだ。何も知らない寮生たちだったが、ハイジの寮長としての努力に応えるため練習に励むことにした。
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 3.5点
映画.com 3.6点
YAHOO!映画 4.1点
【短評】
10人がそれぞれきちんとキャラづけされていて面白味があった。
長編小説が原作だがよくまとまった良作だが、音楽に好みが分かれそう…。
テンポが良くラストまで時間を忘れて一気に観れるスポ根感動作です!前向きな気持ちになりたいときにピッタリの映画ですよ。
4位『まほろ駅前狂騒曲』
2014年 124分
◆監督/脚本・・・大森立嗣
◆脚本・・・黒住光
◆主要キャスト・・・瑛太/松田龍平/高良健吾/真木よう子/本上まなみ
【あらすじ】
まほろ市で便利屋をしている多田啓介のもとに同級生の行天春彦が転がり込んで3年が経った。多田は行天の元妻から娘のはるの子守を依頼されてしまう。その一方、まほろ市の裏組織の人間・星からいかにも怪しい団体「家族と健康食品協会」の極秘調査を押しつけられる。そこから思わぬ事件へと巻き込まれていく…。
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 3.6点
映画.com 3.3点
YAHOO!映画 3.4点
【短評】
テレビシリーズを含めると3作目となる本作はバディものとしてかなりの完成形となっています。しかし完全なる続編作品なのでこの作品から観ると分からない所が多くあるので注意が必要かもです。
前作に比べると少しどんよりした重いテイストの作品に仕上がっていて、ゆるい掛け合いがちょっと少なかったのは個人的に残念でしたが、それでも2人の掛け合いは最高に幸せな気分になれるものでした!
3位『まほろ駅前多田便利軒』
2011年 123分
◆監督/脚本・・・大森立嗣
◆主要キャスト・・・瑛太/松田龍平/片岡礼子/鈴木杏/本上まなみ
【あらすじ】
ある年の正月。まほろ市で便利屋を営む多田のもとに中学の同級生・行天が転がりこんできた。一風変わった客たちからの無理難題を解決しながら二人はその客たちの人生にも深く関わっていく…。そして二人は、ある事件に関わることで自分たちの忘れられない過去とも向き合うことになる。
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 3.6点
映画.com 3.5点
YAHOO!映画 3.5点
【短評】
三浦しをんの直木賞作品を原作とした映画で、多少設定が違ったりしているが作品のイメージは近いです。
物語の舞台となる まほろ市は東京都町田市がモデルで、この映画は実際に町田市の協力のもと市内ロケが行われた。このまほろ市という町自体が魅力的に映り、さらに2人の掛け合いがこの作品の最大のみどころとなっています。
2位『舟を編む』
2013年 133分
◆監督・・・石井裕也
◆脚本・・・渡辺謙作
◆主要キャスト・・・松田龍平/宮崎あおい/オダギリジョー/黒木華/渡辺美佐子
【あらすじ】
玄武書店で営業をしていた馬締光也は変人扱いされていたが、言葉に対する並外れた感性を買われ辞書編集部に配属されることになった。新しい辞書「大渡海」の編さん編集部は個性的な面々だった…。そこで辞書づくりに没頭していく馬締はある日、下宿の大家の孫娘・林香具矢に出会い、一目ぼれしてしまう。
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 3.8点
映画.com 3.8点
YAHOO!映画 4.0点
【短評】
2012年の本屋大賞第1位のベストセラーを原作を映像化し、日本アカデミー賞6冠獲得。そして、米アカデミー賞最優秀外国語映画賞の日本代表作品にも選ばれた大ヒット映画です。
大きな出来事が起きるわけでもなく、静かな雰囲気の作品だがそこがいい!丁寧に描かれた人物描写をさらに際立たせた。登場人物一人一人の個性が魅力的で思わずニコニコしてしまいます。
一生懸命に何かをやり遂げるっていいですよね。
1位『WOODJOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常』
2014年 116分
◆監督/脚本・・・矢口史靖
◆主要キャスト・・・染谷将太/長澤まさみ/伊藤英明/優香/西田尚美
【あらすじ】
大学受験に失敗し彼女にもふられた勇気は、林業研修プログラムのパンフレットの表紙の美女につられ、研修に参加することになった。しかし、携帯電話の電波も届かないド田舎の神去村での研修は想像以上に過酷だった…。早くも逃げようとする勇気だったが、パンフレットの美女が村に住んでいることを知り、続ける決意をするのだが…。
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 3.8点
映画.com 3.9点
YAHOO!映画 4.2点
【短評】
何もかも失敗続きで自棄になり、少し不純な理由で林業研修にきたダメ男子がいつも活き活きした人たちと出会い変わっていく成長物語。
原作はもちろんですが脚本の完成度が高く、矢口監督初の原作あり映画だが相変わらずの矢口ワールド全開の楽しさがあって、林業という過酷な仕事をコミカルにカッコよく描いており観る人を必ず笑顔にさせるバカバカしくも最高の映画です。
【まとめ】
いかがでしたか?
三浦しをんさんは いつもおもしろい題材を現代風に分かりやすく、ほんわかしたテイストでコミカルに描き、1つの事に対して取り組む人を細かく描写して読む人を前向きな気持ちにさせてくれます。
映画化された作品も、三浦しをんさんの特徴を活かしたものが多く、ひとつの事に取り組む人たちの姿を魅力的に描いた心動かされる素晴らしいものばかりです。
何かに悩んだり、新しいことを始めたりする時におすすめです。
今後も違う小説家さんで勝手にランキングをしたいと思いますので、その際は是非読んでくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。