この記事は『今野敏原作の映画 おすすめランキング』ということで、小説家・今野敏さんの小説を映画化したもの ”全ての中から” ランキング形式でおすすめを紹介していくものです。
今野敏さんというと、2時間ミステリーや連続ドラマ「ハンチョウ」シリーズなど”刑事もの”のイメージが強いと思いますが、意外にも書く小説は多岐にわたります。
今までに映画化された作品は多くないですが、小説やドラマでファンになった人も この記事でお気に入りの映画をチェックしてください。
サクッと気軽に読める内容になっていますので、どうぞ最後までお付き合いください。
※ランキングは私の独断と偏見によるものですので予めご了承ください。
【今野 敏(こんの びん)さんの紹介】
[ プロフィール ]
北海道出身/1955年9月27日生まれ/O型
[ 代表作 ]
『隠蔽捜査』シリーズ、『安積班』シリーズなど
[ 経歴 ]
1955年北海道三笠市に生まれる。函館ラ・サール高等学校から上智大学へ入学。
高校では茶道部と演劇部に所属、大学では茶道部以外にも空手同好会に所属していた。
上智大学では文学部新聞学科に在籍していて在学中(1978年)に『怪物が街にやってくる』で第4回問題小説新人賞を受賞し、作家デビューを果たす。
大学卒業後、東芝EMIに入社するが2年後に小説家に専念するため退社する。
社会人になってからも空手を熱心にしていて、1999年空手道今野塾を主宰。空手を主題にした武道小説も描いています。
映画監督の押井守監督と親交があり、映画『機動警察パトレイバー』などにゲスト出演するといった一面もある。
2017年には『隠蔽捜査』シリーズで吉川英治文庫賞を受賞。多くの作品がTVドラマを中心に映像化されるほど人気が高い作家さんです。
[ 作風 ]
・警察ものから裏社会を描いた作品が多く、そのどれもが魅力ある登場人物と卓越した心理描写で読む人を飽きさせません。
・映像化された作品が多く、さらに続けるシリーズ化を面白味あふれるエンタメへと昇華させています。
・自身の空手経験からなる格闘シーン描写には定評がある。
【 ランキング4位~1位 】
4位『同期』
【作品情報】
2011年 115分
◆監督/脚本・・・入江悠/福田雄一
◆主要キャスト・・・松田龍平/栗山千明/新井浩文/竹中直人/鈴木亮平
【あらすじ】
本庁捜査一課の刑事・宇田川(松田龍平)には蘇我(新井浩文)という同期でライバルと言える人物がいた。能力を買われ公安に行ったはずの蘇我が懲戒免職処分となる。不審に感じた宇田川は蘇我の行方を追おうとするが警察内部から圧力がかかり、しかも殺人容疑もかけられることに。同期の蘇我を助けるべく宇田川は奔走する。
【映画情報サイトの評価】
サイト名 | 点数(5点満点) |
Filmarks | 2.8点 |
映画.com | 2.7点 |
YAHOO!映画 | 2.5点 |
【注目ポイント】
2011年2月にWOWOWのドラマWで放送され、その後6月に劇場公開された作品です。
同名小説を映像化したもので監督は今最も注目される監督の一人である入江悠監督で、脚本には監督としても名を馳せた福田雄一と豪華な製作陣が揃っている。
しかも主演は松田龍平で栗山千明や竹中直人なども共演している超豪華な作品とも言える作品である。
ちょい役にこの人が!?意外なキャスティングも見どころです。さすがはWOWOWさん!!
3位『Beat ビート』
【作品情報】
2011年 119分
◆監督/脚本・・・奥田瑛二/高橋泉
◆主要キャスト・・・奥田瑛二/高良健吾/水野絵梨奈/塩見三省/緒形直人
【あらすじ】
警視庁捜査二課の警部補・島崎(奥田瑛二)は自分が調査していた銀行の粉飾決算疑惑に情報漏洩という形で長男の丈太郎(奥村知史)が関わっていることに気づく。さらに捜査を進めていくと次男の真次がこの事件で起きた殺人事件の容疑者として浮上した。しかし島崎はどうしても真次が殺人を犯すような人間じゃないと信じるのだが…。
【映画情報サイトの評価】
サイト名 | 点数(5点満点) |
Filmarks | 2.8点 |
映画.com | 2.5点 |
YAHOO!映画 | 2.8点 |
【注目ポイント】
こちらの作品も『同期』同様2011年2月にWOWOWのドラマWで放送され、その後6月に劇場公開された作品です。
こちらは奥田瑛二が監督・主演の渋さが炸裂した骨太ストーリーです。
今では実力派俳優となった高良健吾との掛け合いも見どころありますよ!
2位『映画 ST赤と白の捜査ファイル 』
【作品情報】
2015年 109分
◆監督/脚本・・・佐藤東弥/渡辺雄介
◆主要キャスト・・・藤原竜也/岡田将生/志田未来/ユースケ・サンタマリア/渡部篤郎
【あらすじ】
天才ハッカーによる囚人の脱走事件が勃発した。しかし事件は意外な方向に…。犯人の鏑木徹(ユースケ・サンタマリア)が死体で見つかったのだ。その殺人で容疑者となった特捜班リーダー・赤城(藤原竜也)が逮捕されてしまう。さらに赤城本人も容疑を認めている…。
【映画情報サイトの評価】
サイト名 | 点数(5点満点) |
Filmarks | 3.5点 |
映画.com | 3.7点 |
YAHOO!映画 | 3.4点 |
【注目ポイント】
2014年にTVドラマシリーズで人気を博し映画化された作品。
ドラマシリーズと同様に主演二人の相反する個性の掛け合いは面白く、ストーリーも映画に相応しくスケールの多きな内容となっている。
ドラマシリーズの前にはスペシャルドラマも放送されているので順を追って観ることおすすめするが、映画のみでも問題なく観れるようになっているので安心です。
1位『任侠学園』
【作品情報】
2019年 119分
◆監督/脚本・・・木村ひさし/酒井雅秋
◆主要キャスト・・・西島秀俊/西田敏行/伊藤淳史/葵わかな/生瀬勝久
【あらすじ】
義理人情に厚いヤクザ・阿岐本組。今度は経営不振の高校を立て直そうと新理事として協力することに。覇気がなかった学生や先生たちもその情熱に触発され、徐々に変化していった…。そんなあるとき、学校の乗っ取りをもくろむ連中が現れる。
【映画情報サイトの評価】
サイト名 | 点数(5点満点) |
Filmarks | 3.6点 |
映画.com | 3.8点 |
YAHOO!映画 | 4.0点 |
【注目ポイント】
今野敏さんが描く人気シリーズ「任侠」シリーズを西島秀俊&西田敏行のW主演と個性ありまくる他のキャストがハイセンスなコメディをこれでもかと展開していく痛快な作品です。
どんなときでも明るくなれるぐらい面白く素敵な作品です!是非どうぞ!!
【まとめ】
いかがでしたか。
今野敏さんの作品といえば警察もののイメージがかなり強く、しかも傑作ぞろいです。
おすすめした『任侠学園』のようなコメディも非常におすすめで、その他にも空手経験からなる武道小説は興味がある方はぜひ読んでみてください。これもまた傑作ですよ。
読めばきっと今野敏さん自身が武闘家だと感じるはずです(笑)
意外にも映画化された作品は少ないですが、TVドラマでは長く続いているシリーズもあるぐらい人気が高いものが多いので、そちらもチェックしてみてください。
観きれないほどの作品数があるので、ビックリしちゃいますよ。
今後も違う小説家さんで勝手にランキングをしたいと思いますので、その際は是非読んでくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。