どうも、こんにちは。ズバ男です!
この記事は映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』をネタバレなしで紹介をするものです。
この映画の自己評価は3.5点(5点満点)です。
1995年のロビン・ウィリアムズ主演『ジュマンジ』の続編だった前作『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』が大ヒットしました。その2年後が舞台となったのが今回紹介する『ジュマンジ/ネクスト・レベル』です。 ”ネクストレベル” とまではいっていませんでしたが、相変わらずの面白さで素直に楽しめる映画でした。
どの部分が”ネクストレベル”していたのか、していなかったのか等見どころを紹介していきます。最後に感想もあります。
この記事は極力ネタバレなしで映画の紹介をするものです。すでに観たあなたも まだ観ていないあなたも これを読めばこの作品が120%面白くなります。ぜひ最後まで読んでください。
【作品情報】
2019年 123分 アメリカ G
世界的に大ヒットした『ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル』の続編で、その2年後が舞台の作品です。監督とメインキャストはそのままに今回もノリノリにゲームクリアを目指す冒険・コメディ作品となっています。
【あらすじ】
映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』予告 12月13日(金)日米同時公開!
ジュマンジをクリアして2年。大学生になったスペンサーは、破壊したジュマンジを修理しようとして再びゲームの中に吸い込まれる。ベサニーたちもジュマンジにログインするが、バグったゲームの世界ではキャラクターが入れ替わり、スペンサーの祖父たちもジュマンジの中に入ってしまう。そして新たに砂漠や氷山などのステージが追加されていた。(シネマトゥデイより引用)
【スタッフの紹介】
◇監督/製作/脚本:ジェイク・カスダン
◇製作:マット・トルマック/ドウェイン・ジョンソン/ダニー・ガルシア/ハイラム・ガルシア
◇製作総指揮:デビッド・ハウスホルター/メルビン・マー/スコット・ローゼンバーグ/ジェフ・ピンクナー/ウィリアム・ティートラー/テッド・フィールド/マイク・ウェバー
◇原作:クリス・バン・オールズバーグ
◇撮影:ギュラ・パドス
◇美術:ビル・ブルゼスキー
◇衣装:ルイーズ・ミンゲンバック
◇音楽:ヘンリー・ジャックマン
【キャストの紹介】
※ 緑が役名、黒が俳優名、青が日本語声優名
◆ゲーム内の登場人物
◇スモルダー・ブレイブストーン:ドウェイン・ジョンソン/楠大典
◇シェリー・オベロン教授:ジャック・ブラック/高木渉
◇ムース・フィンバー:ケビン・ハート/伊藤健太郎
◇ルビー・ラウンドハウス:カレン・ギラン/白石涼子
◇シープレーン:ニック・ジョナス/KENN
◇ミン・フリートフット:オークワフィナ/ファーストサマーウイカ
◇残虐王ユルゲン:ロリー・マッキャン/間宮康弘
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◆現実世界の登場人物
◇スペンサー:アレックス・ウルフ/木村良平
◇マーサ:モーガン・ターナー/水瀬いのり
◇フリッジ:サーダリウス・ブレイン/武内駿輔
◇ベサニー:マディソン・アイズマン/M・A・O
◇エディおじいちゃん:ダニー・デヴィート/浦山迅
◇マイロ・ウォーカー:ダニー・グローバー/加山雄三
◇アレックス:コリン・ハンクス/千葉進歩
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◆注目のキャスト
ここでは今回から新加入した、ダニー・デヴィート、ダニー・グローバーの2人に注目していきます。
ダニー・デヴィートというと、印象に残っているのは映画『ツインズ』でアーノルド・シュワルツネッガーとの双子役ですよね。あの映画でのダメ人間ぶりの演技は最高でした。ハリウッド随一の個性派俳優がどのような演技を魅せているのかは必見ですよ!
次に紹介するのは、ダニー・グローバーです。代表作はなんといっても『リーサル・ウエポン』シリーズでしょうね。メル・ギブソンとのコンビは今のコンビ刑事もの作品の原点とも言える名作でしょうね。
この2人に共通しているのは凸凹コンビ作品でブレイクした俳優さんという事です。そして、この2人の身長差は何と45cmもあるんです!
そんな2人がどんなバディを組み、どんな掛け合いをするのかも注目してみてください!
【ネクストレベルした所としてなかった所】
大ヒットした前回より、ネクストレベル(次の段階)に達していた所とそうじゃない所を独断と偏見で解説していきます。
◆ネクストレベルした所
◇ゲーム内のキャラクターが増えている
前作同様のキャラクターの加え、ミン・フリートフットが追加されました。
【ミン・フリートフットのゲーム内設定】
<スキル>金庫破り、忍び込む、スリ
<弱点>花粉
忍者のようなキャラクターです。
他のゲーム内設定は前作の記事を読んでください
他にも1頭増えてますよ(笑)
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◇ゲーム内でのキャラクター変更が可能になっている
なんと本作ではある条件下で、ゲーム内でキャラクラー変更が可能となっていてゲーム性がかなり向上しています。
実際に何度もキャラクターが変更されていくので途中で整理できなくなってきますよ(苦笑)
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キャラが増えて、さらにキャラ変更も可能となって、かなり複雑にもなっていますが、出ている俳優さんの演技力が素晴らしく、キャラ変更されたときでもまるで本当に中身が入れ替わったかのようでした。
◆ネクストレベルしてなかった所
◇前作を超えていない
本作も前作同様に子供から大人までが楽しめるコメディ冒険大作として、十分な完成度でしたが・・・、ただそれ以上の作品でもなかったんです。
前作は20年以上ぶりの続編という事もあり新鮮味もあったのですが、本作は2年足らずでの続編だったので期待値ばかり上がっていて、何か物足りなさを感じました。
シリーズ化するとこういう宿命なのかもしれませんが。
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◇分かりやすいという良さが消えていた
ネクストレベルしていた所に書いた事と同じなのですが、キャラが増えて話が複雑化していた。この映画の魅力のひとつである 分かりやすさが消えたのは残念な点です。良かった点でもあるのですが、その設定がもっと活かされていたら神映画になっていたかもしれません。惜しいです・・・。
【感想とまとめ】
このシリーズは最近の映画で代表的なファミリー向け作品のひとつになるでしょうね。
老若男女問わず誰が観ても楽しめる映画って、最近減ってきたのでこういう作品はすごく貴重です。たくさんの人におすすめしたい映画となっています。
前作の面白さをそのまま引き継ぎ、より作品としての価値を高めることに成功した作品となったのは間違いありません。
しかし、それとは逆にそれ以上の作品でもなかったのが少し残念でしたね。シリーズ化する難しさを感じました。
本作は前作の完全なる続編となっていたのですが、それがあまり活かせていなかった気もします。丁寧につくろうという気持ちは伝わってきましたが、逆に印象に残るシーンも少なくなっていましたね。
良かった点としては、おじいちゃんバディの活躍が観ていて楽しくなりました。正直言うと、最初は「この設定いるか?」と思いましたが、観ていくとドンドンとその2人のバディの良さに引き込まれていきました。
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【自己評価】★★★☆☆(3.5点)
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これだけのヒット作でたくさんの人に愛されている映画なので、おそらく続編も製作されると思いますが、キャストはそのままなのか?一新した作品となるか?どちらにしても非常に楽しみですね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。