どうも、こんにちは。ズバ男です!
今回は『おすすめ【チャドウィック・ボーズマン出演映画 】ベスト5』ということで、2020年8月28日に43歳という若さでこの世を去ったチャドウィック・ボーズマンの出演映画の中からおすすめ作品を ランキング形式 で紹介していきます。
2016年にステージ3の大腸がんと診断されながらも、その事実を隠しながら映画に出演し続けた彼は強靭な精神力の持ち主だったんでしょう。しかも非常に人格者で多くの人に愛されていました。
そんな優しさと強さを持ち合わせたチャドウィック・ボーズマンはこれまでに印象深い役柄を多く演じています。その部分に注目しておすすめの作品を紹介していきますので最後までぜひ読んでくださいね。
※ランキングは私の独断と偏見によるものですので予めご了承ください。
【チャドウィック・ボーズマンの紹介】
◇プロフィール
アメリカ・サウスカロライナ州出身/1977年11月29日
主演を務めた『ブラックパンサー』がアメリカにおける歴代の興行収入4位を記録し、アカデミー賞・作品賞にスーパーヒーロー映画として初めてノミネートされる快挙となりました。
この作品がきっかけで世界的スターの仲間入りを果たしました。
◇キャリア
ワシントンDCのハワード大学で美術の学士を取得し卒業し、さらにオックスフォードのブリティッシュアメリカンドラマアカデミーで演技を学びました。
2003年にTVドラマや演劇界で活発に活動し始めると、2008年には『エクスプレス/負けざる男たち』で長編映画に初出演しました。
2013年には『42~世界を変えた男~』で黒人初のメジャーリーガー・ジャッキーロビンソン役(主演)を演じ、その演技力が高く評価されました。その後2014年にはジェームス・ブラウンの伝記映画『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』でジェームス・ブラウン役を熱演。素晴らしい演技に加え、レベルの高い歌とダンスも披露しました。
そして2014年に『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』にブラックパンサー役で出演すると、2018年に映画『ブラックパンサー』が大ヒットする。これまでのスーパーヒーロー映画の興行成績を記録する快挙を達成した。
その後もブラックパンサー役で『アベンジャーズ』シリーズに出演し、人気を確立していきました。
俳優としてスターの道を確実に歩んでいた彼は、2016年にステージ3の大腸がんと診断され、その後も闘病をしながら数多くの映画に出演し続けました。しかし、2020年8月28日に自宅で家族に見守られながら亡くなりました。
◇主な出演映画一覧
・『エクスプレス/負けざる男たち』(2008)
・『42~世界を変えた男~』(2013)
・『ドラフト・デイ』(2014)
・『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』(2014)
・『キング・オブ・エジプト』(2016)
・『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)
・『キングのメッセージ』(2017)
・『マーシャル 法廷を変えた男』(2017)
・『ブラック・パンサー』(2018)
・『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)
・『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)
・『21 Bridges(原題)』(2019)(日本では2021年4月公開予定)
・『ザ・ファイブ・ブラッズ』(2020)Netflixで配信
【 ランキング 5位~1位】
5位『マーシャル 法廷を変えた男』
2017年 118分 アメリカ
◆監督/製作・・・レジナルド・ハドリン
◆脚本・・・マイケル・コスコフ/ジェイコブ・コスコフ
◆主要キャスト・・・チャドウィック・ボーズマン/ジョシュ・ギャッド/ケイト・ハドソン/ダン・スティーブンス/スターリング・K・ブラウン
【あらすじ】
1941年の米コネティカット州。黒人運転手が白人女性への強姦と殺人未遂の容疑で逮捕され、全米黒人地位向上協会の弁護士マーシャルが容疑者の弁護を担当することになる。差別主義者の判事から発言権を奪われ、マスコミからも激しいバッシングを受けるなど、マーシャルは次々と困難に直面するが、やがて事件に隠された嘘が明るみになり……。(映画.comより引用)
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 3.8点
映画.com 3.4点
YAHOO!映画 3.7点
【短評】
アフリカ系アメリカ人で史上初めて合衆国最高裁判所の判事に任命されたサーグッド・マーシャルの伝記映画。
サーグッド・マーシャルを演じたチャドウィック・ボーズマンの怒りや悔しさなどの感情を抑えた演技は秀逸でそれがまた心に響く作品となっています。
黒人差別に焦点を当てた映画はたくさんありますが、そのなかでも地味な雰囲気ですが真に心に伝わり、その時代を感じる作品だと思います。
チャドウィック・ボーズマン作品の隠れた名作ですので是非ご鑑賞ください。
4位『ザ・ファイブ・ブラッズ』
Netflixオリジナル映画
2020年 154分 アメリカ
◆監督/製作/脚本・・・スパイク・リー
◆主要キャスト・・・デルロイ・リンドー/ジョナサン・メジャース/クラーク・ピータース/ジャン・レノ/チャドウィック・ボーズマン
【あらすじ】
かつてベトナムでともに戦ったポール、エディ、オーティス、メルヴィンの4人の退役軍人は、部隊の隊長だった盟友ノーマンの遺骨を回収するため、数十年ぶりにベトナムにやって来る。実は彼らには、ノーマンの遺体付近に隠した大量の金塊を探すというもう1つの目的があった。勝手に付いてきたポールの息子デヴィッドも加わり、ジャングルの奥地へと進んでいく彼らだったが……。(映画.comより引用)
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 3.8点
映画.com 3.7点
YAHOO!映画 -点
【短評】
アメリカでの黒人差別をテーマにした作品を多く製作しているスパイク・リー監督の作品です。この作品ではただ単に黒人への差別という視点だけでなく俯瞰的価値で描かれているのが素晴らしかった。
テンポも良く、音楽が心地よいので150分を超える作品だが時間を感じさせない演出はさすが!
それにしても戦争映画はいつ観ても切ない・・・。
3位『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』
2014年 139分 アメリカ PG12
◆監督/製作・・・テイト・テイラー
◆主要キャスト・・・チャドウィック・ボーズマン/ネルサン・エリス/ダン・エイクロイド/ビオラ・デイビス/オクタビア・スペンサー
【あらすじ】
親に捨てられ、劣悪な環境で育ったジェームス・ブラウン(チャドウィック・ボーズマン)。その後、窃盗の罪により刑務所に入れられてしまうも、無二の親友と出会い、出所後は音楽の世界へ進出。少しずつヒット曲も生み出し、ブラウンの名は次第に世間に広まっていく。一方で、妻や自分を捨てた母親との関係、親友のボビー・バード(ネルサン・エリス)との意見の食い違い、ミュージシャンらとの諸問題など、ブラウンには頭を悩ます事案が常につきまとい……。(シネマトゥデイより引用)
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 3.7点
映画.com 3.6点
YAHOO!映画 4.0点
【短評】
ジェームス・ブラウンの伝記映画です。
映画としてまとめるためか、時系列にドラマ性をもたせるための流れになっていて、構成に好みが出そうな作品となっています。分かりにくい部分が多少ありますね。
チャドウィック・ボーズマンの演技はさすがで、歌やダンスも凄味があってかなり見ごたえがありますよ。
ファンクの帝王、そのものでした!
2位『42~世界を変えた男~』
2013年 128分 アメリカ
◆監督/脚本・・・ブライアン・ヘルゲランド
◆製作・・・トーマス・タル
◆主要キャスト・・・チャドウィック・ボーズマン/ハリソン・フォード/ニコール・ベハーリー/クリストファー・メローニ/アンドレ・ホランド
【あらすじ】
1947年。ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーを務めるブランチ・リッキー(ハリソン・フォード)は、黒人青年ジャッキー・ロビンソン(チャドウィック・ボーズマン)との契約を実現させる。だが、メジャーリーグにとって彼の存在は異端なものでしかなく、チームの選手たちはもちろん、マスコミや民衆からも糾弾される。そんな状況ながらも、背番号42を誇るようにプレーするジャッキーの姿は次第に人々の気持ちを変えていく。(シネマトゥデイより引用)
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 3.9点
映画.com 3.8点
YAHOO!映画 4.0点
【短評】
42番がメジャーリーグの全球団永久欠番になっている理由がこの映画に描かれています。
今だ根深く残る黒人への差別だが、この時代にこれだけのことを成し遂げたことにただ単純に感動します。
ひとつのスポーツ映画だけではなく、人権に対する教材にもなりえるすばらしい作品です。
ハリソンフォードの抑えた演技も良かったですし、チャドウィック・ボーズマンが扮するジャッキー・ロビンソンには勇気と行動力の大切さを考えさせられます。
これをみると少し価値観が変わる、そんな映画になっていますよ!
1位『ブラック・パンサー』
2018年 134分
◆監督/脚本・・・ライアン・クーグラー
◆製作・・・ケビン・ファイギ
◆主要キャスト・・・チャドウィック・ボーズマン/マイケル・B・ジョーダン/ルピタ・ニョンゴ/ダナイ・グリラ/マーティン・フリーマン
【あらすじ】
アフリカの秘境にあるワカンダで産出される鉱石ヴィブラニウムは、全てを破壊してしまうほどのパワーを持つ。歴代の王は、悪用されないように鉱石の存在を極秘にしていた。若くして王になったティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)は、謎の男エリック・キルモンガー(マイケル・B・ジョーダン)がワカンダに潜入しようとしていることを知り……。(シネマトゥデイより引用)
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 3.8点
映画.com 3.6点
YAHOO!映画 3.7点
【短評】
スタイリッシュなアクションとそれに勝るとも劣らない音楽でカッコいい映画です。
他のスーパーヒーロー映画に無いメッセージ性もあり、見ごたえのある作品となっています。
チャドウィック・ボーズマンの名が世界中に知れ渡る きっかけになった役で、この映画が成功したことでスーパーヒーロー映画に大きな変化があったとも言われています。
この映画は本当に完成度の高い作品で、普段ヒーローものを観ない人にも観てほしい1本です!
続編も決定していますが、主役のチャドウィック・ボーズマンが亡くなってどのような映画になるかも注目されます。
【まとめ】
ブラックパンサーで一躍世界的スターとなった チャドウィック・ボーズマンですが、実話を基にした難しい役を数多く演じている演技派です。
しかも歌やダンスまでこなす器用なところもある才能あふれる俳優さんでした。
亡くなったのは非常に残念で言葉も見つかりませんが、素晴らしい作品をたくさん残してくれたことに感謝します・・・。
今思うと『ブラックパンサー』のころにはガンに侵されていながらの演技だったんですね。そのプロ魂には感服します。
ワカンダ・フォーエバー
最後まで読んでいただきありがとうございました。