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有川浩原作の映画【おすすめランキング】 

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どうも、こんにちは。ズバ男です!

今回は『有川浩原作の映画おすすめランキング』ということで、小説家・有川浩さんの小説を映画化したもの”全ての中から” 気軽に楽しめるよう ランキング形式で紹介していきます。

※ランキングは私の独断と偏見によるものですので予めご了承ください。

【有川浩(ありかわ ひろ)さんの紹介】

[プロフィール] 

高知県出身/1972年6月9日生まれ

 

[代表作]

『塩の街』『空の中』『海の底』の自衛隊三部作。

『図書館戦争』など本編4作と外伝2作を含む図書館戦争シリーズ。

その他にも『阪急電車』、『植物図鑑』、『県庁おもてなし課』などのヒット作が多数ある。

 

[経歴]

園田学園女子大学を卒業後、2003年に『塩の街』で電撃ゲーム小説大賞を受賞すると続く『空の中』『海の底』と、後に自衛隊三部作となる作品を発表する。

その後2006年に発表した『図書館戦争』シリーズがヒットして多くの人が知る作家となる。

ちなみに『図書館戦争』は2007年本屋大賞で第5位を獲得している。

 

2010年の『キケン』と2011年の『県庁おもてなし課』で2年連続「山田風太郎賞」の最終候補に挙がるなど評価が高まる。

2013年には『空飛ぶ広報室』で直木賞候補にも挙がると、その注目度はかなり高くなりました。

 

書いた小説本はもちろんですが、『図書館戦争』シリーズなどの実写化が大ヒットしたことでさらに人気に拍車がかかりました。

2019年にペンネームを「有川 ひろ」に改名したようです。これは推測ですが「浩(ひろ)」が「ひろし」などと読まれ、男性の作家さんだとよく勘違いされていたのが原因かもしれませんね。

 

[作風]

・ライトノベルレーベル出身だが作風がいい意味で”ラノベっぽくない”。そういった意味でも『大人向けライトノベル』の開拓者のひとりであることは間違いないです。

・デビュー当時の「自衛隊三部作」や「図書館戦争シリーズ」などで分かるようにSF要素とエンタメ要素が高い作品が多くある一方で「図書館戦争シリーズ」のような”キュンキュン”恋愛要素で女性ファンも多く獲得している。

・テンポの良さと登場人物の明るい会話で老若男女問わず気軽に読める作品が多い。また”ベタ甘”と評される恋愛描写は初期作品ほどではなくなってきているが、その内容には男性も思わずニヤつくことでしょう。

 

 

【 ランキング8位~1位】

8位『植物図鑑 運命の恋、ひろいました』

 

2016年 112分

◆監督・・・三木康一郎

◆脚本・・・渡辺千穂

◆主要キャスト・・・岩田剛典/高畑充希/阿部丈二/今井華/谷澤恵里香

 

【あらすじ】

どこにでもいる普通のOL・さやかは、ある晩マンションの前で倒れていた樹と出会った。そして突然、半年という期限付きの同棲生活が始まる。名前以外謎に包まれた樹は料理が得意で野草についても詳しかった。さやかは今まで知らなかった世界を優しく教えてくれる樹に次第に惹かれ始める。

 

【映画情報サイトの評価】

Filmarks 3.2点

映画.com 3.4点

YAHOO!映画 3.1点

 

【短評】

ベタ甘として知られる有川浩さんの作品の中でも一番の胸キュン恋愛小説が原作となっています。

その内容にはみているこちらが照れてしまうほどです。

前半部分はほぼ原作通りでキャラクターの再現度も高いが2時間弱で小説の世界観を全て表現するのが難しかったのか、後半部分に若干違和感が残りました。

ただ原作にもあった作品全体の優しい雰囲気はよく演出されていたので、ゆったりとした時間を過ごせるので心がほっこりしますよ。

 

 

7位『県庁おもてなし課』


2013年 123分

◆監督・・・三宅喜重

◆脚本・・・岡田惠和

◆主要キャスト・・・錦戸亮/堀北真希/関めぐみ/甲本雅裕/船越英一郎

 

【あらすじ】

日本全国が観光ブームとなり、高知県庁も観光促進のため「おもてなし課」を設立する。やる気満々の若手職員・掛水達だが何をやっていいか分からず空回りしていた。地元出身の人気作家・吉門のアドバイスも受けて、他部署にいたアルバイト職員・多紀をスカウトした。そして2人は本当の”おもてなし”を目指すため動き出す。

 

【映画情報サイトの評価】

Filmarks 3.2点

映画.com 3.1点

YAHOO!映画 3.4点

 

【短評】

原作者・有川浩さんの出身地である高知県を舞台にした作品で、題材となった「おもてなし課」は実在するようです。

有川作品得意のラブコメ要素を重点に置いた作品となっていました。

それはいいのですがもう少し高知県の魅力を活かす内容があればもっと良かったかなと思います。

出演者の土佐弁には癒やされますよ。

 

 

6位『レインツリーの国』


2015年 108分

◆監督・・・三宅喜重

◆脚本・・・渡辺千穂

◆主要キャスト・・・玉森裕太/西内まりや/森カンナ/阿部丈二/山崎樹範

 

【あらすじ】

母の仕事の都合で引っ越しすることになった向坂伸行は部屋を片付けていると昔好きだった「フェアリーゲーム」という本を見つけ、上・中巻を一気に読みふけてしまった。そこで下巻が無いことに気づいた伸行は「レインツリーの国」というブログサイトを見つける。そこに書かれていた感想に共感した伸行は管理人のひとみに連絡をした。そしてそれをきっかけに親しくなり、伸行は直接会うため連絡するがひとみには会えない事情があったのだ。

 

【映画情報サイトの評価】

Filmarks 3.2点

映画.com 3.2点

YAHOO!映画 3.8点

 

【短評】

原作小説は『図書館内乱』の中の1エピソードを改めて書き下ろした作品で、有川自身の夫が2回の突発性難聴にかかり、早期で処置をしたので失聴せず聴覚が回復した経験を恋愛小説に仕上げた小説です。

主要キャストである西内まりあ の雰囲気ある演技と玉森裕太の関西弁がみどころのひとつで、難しいテーマの作品でも優しい気持ちで観れますよ。ただし、内容が少し薄くなっていたのが残念でした。

原作小説を読んでストーリーを補完すればかなりの良作となりますよ。

 

 

5位『図書館戦争』


2013年 128分

◆監督・・・佐藤信介

◆脚本・・・野木亜紀子

◆主要キャスト・・・岡田准一/榮倉奈々/田中圭/福士蒼汰/石坂浩二

 

【あらすじ】

国家によってあらゆるメディアを取り締まる法律「メディア良化法」が施行された日本が舞台。国家による不当な検閲から良書を守るため戦う「図書隊」に憧れて入隊してきた笠原郁は教官の堂上に厳しい指導を受けることになった。郁は高校時代に自分を助けてくれた憧れの図書隊員とは真逆の堂上のことが次第に気になり始める…。

 

【映画情報サイトの評価】

Filmarks 3.5点

映画.com 3.5点

YAHOO!映画 3.7点

 

【短評】

有川浩の代表作『図書館戦争』シリーズ実写映画第1弾。映画『キングダム』などの大ヒットで今やアクション映画の第一人者といっても過言ではなくなった佐藤信介監督の出世作です。

脚本は『逃げ恥』などドラマなどを中心にヒット作を連発している野木亜紀子で、今思い起こすとヒット間違いなしの最強コンビで製作されていたんです。

長編シリーズの初の映画化作品でしたがストーリーもしっかりしていて1本の映画としても完成度は高いです。

ベタ甘の代表作として有名な小説をもとに、恋愛要素はもちろんのこと、アクションシーンもしっかりと作り込まれた老若男女必見のエンタメ映画です!

 

 

4位『旅猫リポート』


2018年 118分

◆監督・・・三木康一郎

◆脚本・・・有川浩/平松恵美子

◆主要キャスト・・・福士蒼汰/高畑充希/広瀬アリス/大野拓朗/山本涼介

 

【あらすじ】

野良猫のナナは人間と馴れ合うのが嫌いな誇り高き猫だった。そんなナナが車にはねられ大怪我をしていたところを助けたのが心優しい青年・悟であった。その後5年間は悟と幸せに暮らしていたナナだった。ある事情でナナを手放さなくてはならなくなった悟は新しい飼い主を探すためナナと旅に出ることになった。

 

【映画情報サイトの評価】

Filmarks 3.5点

映画.com 3.6点

YAHOO!映画 3.8点

 

【短評】

原作小説は16カ国に翻訳されている人気作品で、猫視点で描かれているため実写化困難とされていました。

それを実現したのは何といってもナナを演じた猫ちゃんの演技力でしょうね。途中CGなんじゃないかと思わせるほどです。

感動作なのですが有川作品らしい”ライトテイスト”が効いていて、色んな方に観やすい映画に仕上がっていました。

原作を活かして丁寧につくられた作品という印象で、ネコ好きはもちろんですがそれ以外の人にもオススメしたい作品です!

 

 

3位『図書館戦争 革命のつばさ』


2012年 105分

◆監督・・・浜名孝行

◆脚本・・・古怒田健志

◆主要キャスト(声優)・・・井上麻里奈/前野智昭/石田彰/鈴木達央/沢城みゆき

 

【あらすじ】

公序良欲を乱す表現を取り締まる「メディア良化法」が制定され、不当な検閲に対して良書を守るために結成された「図書隊」。そこに所属する笠原郁と堂上篤はデート中だったがテロ事件が勃発し緊急招集されてしまう。そのテロ事件が小説家・当麻蔵人の作品内容と酷似していることで、メディア良化委員会は作家狩りを始めた。当麻の身辺警護を任された郁と堂上は当麻を守り、さらには表現の自由を守ることができるのか。

 

【映画情報サイトの評価】

Filmarks 3.6点

映画.com 3.6点

YAHOO!映画 3.7点

 

【短評】

2008年に放送されたアニメ版と同様にアニメーション制作したのは「攻殻機動隊」などを手掛けた「プロダクションI.G」です。スタッフやキャストもアニメ版とほぼ変わらずに続投した形でしたね。

実写版よりも世界観は原作に近いように感じました。

良くも悪くも恋愛要素多めの仕上がりとなっていますが、それ以外の部分もきっちりと演出されており見どころはあります。

アニメシリーズの続きとなっているので合わせて観るとより楽しめますよ。

 

 

2位『阪急電車 片道15分の奇跡』

 

2011年 119分

◆監督・・・三宅喜重

◆脚本・・・岡田惠和

◆主要キャスト・・・中谷美紀/戸田恵梨香/宮本信子/芦田愛菜/玉山鉄二

 

【あらすじ】

兵庫県・宝塚市の宝塚駅から西宮市の今津駅までの片道わずか15分のローカル線に偶然乗り合わせた乗客たちはそれぞれにさまざまな事情を抱えた。後輩に婚約者を寝取られたOLや彼氏のDVに悩む女子大生、息子夫婦と不仲にある老婦人など…、その思いはさまざまである。そんな人たちが同じ電車の中で重なりあい起きる小さな奇跡の物語。

 

【映画情報サイトの評価】

Filmarks 3.6

映画.com 3.6点

YAHOO!映画 4.0点

 

短評】

たまたま同じ電車に乗り合わせた乗客たちが織りなす群像劇。

ほぼ女性の物語で女性の方が共感する部分は多いと思いますが、ひとつひとつの物語もしっかりしているし出演者も全員主役級の豪華なメンバーとなっていて満足度は高いです。

そして、ストーリーそれぞれの繋がりと各エピソードがどれも素敵でほっこり泣ける物語となっているので多くの人にオススメしたい作品です。

 

 

1位『図書館戦争 THE LAST MISSION』


2015年 120分

◆監督・・・佐藤信介

◆脚本・・・野木亜紀子

◆主要キャスト・・・岡田准一/榮倉奈々/田中圭/福士蒼汰/土屋太鳳

 

【あらすじ】

昭和から正化となった近未来の日本が舞台。本に対しての厳しい検疫に対抗し、本を読む自由を守る「図書隊」に所属する笠原郁は鬼教官・堂上の指導で基本的な訓練を受ける日々を送っていた。ある日、図書隊の特殊部隊・タスクフォースにこの世に1冊しか存在しない「図書館法規要覧」の一般展示が行われる「芸術の祭典」会場の警備の任務が下された。しかしその任務には”罠”が仕掛けられていた。

 

【映画情報サイトの評価】

Filmarks 3.8点

映画.com 3.8点

YAHOO!映画 4.1点

 

【短評】

映画『図書館戦争』の続編で主要キャストとスタッフは続投していて前作同様の安定した面白さが2作目でさらにパワーアップしています。

新しく加わったキャストに前作より大幅に増えたアクションシーンがより作品の魅力を増幅させていました。

『図書館戦争』シリーズは有川浩の魅力が詰まった作品で、ベタ甘なのにライトテイストな内容としっかりとしたアクションが加わり最高のエンタメ作品に仕上がっています!

 

 

【まとめ】

いかがでしたか?

有川浩作品の多くはベタ甘と言われるほど恋愛描写が多く女性がキュンキュンしてしまう内容です。

その反面ミリタリー要素も強く出た作品が多いので男性にも楽しめるものが多いです。

 

最近の作品は初期の作品に比べ日常的な内容を書くことが多いですが共通しているのは、さりげない会話シーンに使われている言葉使いに妙があり登場人物に感情移入しやすくグイグイ読み進むことできます。

 

実写映画化された多くの作品にもその特徴が活かされているので、登場人物に愛着が湧き、和やかに進む物語に心が癒され、得意のミリタリー要素に心踊る。

気持ちが晴れやかになる映画の数々をお楽しみ下さい!

 

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今後も違う小説家さんで勝手にランキングをしたいと思いますので、その際は是非読んでくださいね!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。