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『BAD LANDS バッド・ランズ』の気になるロケ地や原作など紹介!

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映画『BAD LANDS バッド・ランズ』は、直木賞作家の黒川博行さんによるクライムサスペンス小説『勁草』を原作とする映画です。

監督は『関ケ原』や『燃えよ剣』などの原田眞人さんです。主演は安藤サクラさん。共演はHey! Say! JUMPの山田涼介さん、宇崎竜童さん、生瀬勝久さん、吉原光夫さんらが名を連ねました。

透明感溢れる安藤さんの存在感と自然体な演技力、その配役により原作の残酷さが立体的に描き出され、山田さんとの相乗効果もあり、黒川博行さんの小説世界がリアルに表現されています。

この記事では、映画『BAD LANDS バッド・ランズ』の魅力を伝えるべく、

✅原作小説について詳しく解説

✅特殊詐欺を生業とする主人公を演じる安藤サクラの演技が光る

✅くせ者揃いの俳優陣も魅力

✅撮影で使われたロケ地の紹介

原作ファンや映画ファン必見の情報が盛り沢山となっていますので、是非最後まで読んで、映画の魅力をより深く味わってください。

ねこくん
ねこくん
ネタバレは無いので安心して読んでね。

1.原作小説について

1-1.原作者・黒川博行について

名高き巨匠・原田眞人監督の名が舞い込んできた瞬間で黒川博行さんは映画化に即座に承諾しました。

以前から、きめ細やかで壮大なスケールを持つ原田監督の映像表現に心から魅了されていたようです。そして、待望の彼の作品『勁草』の映画化が実現しました。

原田監督自身の視点で、どのようにこの複雑な描写が映像化されるのか、ただそれを楽しみに待つことしかできない。そんな中、主演が安藤サクラさんと山田涼介さんと聞いて、また新たな興奮が湧き上がったようです。それは原作者としての至福の瞬間だったでしょう。

黒川博行さんと言えば、現代日本を代表する小説家、そして推理作家です。愛媛県今治市出身。芸術を愛する彼は京都市立芸術大学美術学部の彫刻科を卒業し、その後大阪府羽曳野市を拠点に創作活動を続けています。

直木三十五賞を始めとする多くの賞を受賞した彼の作品群は、文芸や小説ジャンルにおいて深く広く読まれており、高い評価されています。

そして彼の作品の中でも特に知られるのは、「大阪府警」シリーズ、「疫病神」シリーズです。これらは彼の代表作とされ、彼の名声を一躍高めた作品群です。

加えて、黒川博行さんが映画愛好家で、一年間で何と約150本の映画を鑑賞するということも伝えておきたい。その情熱はあまりにも深く、彼の作品が映像化される際には彼自身がカメオ出演するほどです。

これらの背景とともに、黒川博行さんの世界がいかに映画化されたのかを一人の視聴者として楽しみたいです。

 

1-2.原作小説「勁草」の概要

本書は第151回直木賞を受賞した『破門』や『後妻業』などで人間を突き動かす欲望を描いてきた作家・黒川博行氏による重厚なクライムサスペンスです。

物語は進化する特殊詐欺をテーマに、逃亡する詐欺殺人犯と、それを追う大阪府警の刑事たちの地を這う捜査を描いて、驚愕の詐欺手口と悪辣な実態を浮き彫りにした問題作!

テーマは電話口で親族を偽り、高齢者から金を奪い取る「オレオレ詐欺」である。『勁草』は2つの視点から構成される物語です。
ひとつは「名簿屋」に雇われる橋岡という犯罪者側の視点である。「名簿屋」とはオレオレ詐欺の標的候補をリスト化する人物のこと。もうひとつのパートは、大阪府警特殊詐欺捜査班の刑事たちの視点。

さて、この物語を通して何が浮き彫りになるのか。それは詐欺という犯罪が持つ驚異的な多様性と複雑さ、手口の巧妙さとそれを阻止しようとする法執行者の奮闘、そして社会問題としての老人詐欺の実態とその悪質さ、これら諸々が大胆かつ緻密に描かれます。

これは単なるフィクションで終わるものではなく、我々の日常生活に密接に関連する課題を浮き彫りにし、それを深く洞察する一助となるかもしれません。

社会問題に対する深い洞察と、それを巧みに物語に織り込む力を見せつけ、読者を物語の世界へと引き込んでいきます。

これまでの彼の作風を継承しつつも、現代社会を背景に新たな展開を追求するその筆致は、この一冊を通してより一層深まっていくことでしょう。

特殊詐欺という難題を描き尽くしたこの問題作です。おすすめです!

ねこくん
ねこくん
日常に隠れた社会問題を浮き彫りにした作品なんだね

 

2.映画『BAD LANDS バッド・ランズ』の作品情報

姉妹が向かう先は”天国”か”地獄”か?

予測不能のクライムサスペンス
エンタテインメント!

(公式サイトより引用)

上映日2023年9月29日
上映時間143分
制作会社AMGエンタテインメント
配給東映、ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

 

2-1.映画『BAD LANDS バッド・ランズ』のあらすじ

持たざる者が持つ者から生きるための糧を奪う世界で、橋岡煉梨(安藤サクラ)は弟のジョー(山田涼介)と共に特殊詐欺を生業として生きていた。
ある仕事を受けた二人は、億を超える大金を手に入れたことから、巨悪に追われる身となる。
(シネマトゥデイより引用)

 

2-2.スタッフの紹介

原作黒川博行「勁草」
監督・脚本・プロデュース原田眞人
撮影北信康
音楽土屋玲子

 

2-3. 主要な登場人物の紹介

役柄俳優
橋岡煉梨(ネリ)安藤サクラ
矢代穣(ジョー)山田涼介
高城政司生瀬勝久
佐竹刑事吉原光夫
教授(宇佐美)大場泰正
胡屋賢人淵上泰史
林田サリngROCK
新井ママ天童よしみ
日野班長江口のりこ
曼荼羅(上松)宇崎竜童

キャストはかなり豪華です。若手からベテランまで実力ある個性派俳優さんたちが揃いました。

ねこくん
ねこくん
濃すぎな個性派俳優が集まったね

 

2-4.映画版の製作情報と見どころ

・日本を代表する名匠・原田眞人が描く人間ドラマ

・安藤サクラと山田涼介のバディが魅せる熱量ある演技に注目

・その他豪華キャストがさらなる相乗効果を生み出す

・何が嘘で真実か分からないスリルに満ちた極上のクライムサスペンス

・原作小説と異なる設定にも注目!

監督の原田眞人さんは『検察側の罪人』『燃えよ剣』『ヘルドッグス』などの注目作品を多く手掛けており、映画界で幅広い業績を持っている巨匠です。深みある人間ドラマと濃密な演出で見ごたえある作品づくりに定評があります。

今や日本を代表する俳優になった安藤サクラさんの熱演と弟役を演じる山田涼介さんの演技にはかなり注目が集まります。その他出演者も個性派揃いの俳優陣で、演技合戦が熱くなること間違いなしです。

原作と映画では設定も展開も大きく異なるようです。

一番大きな違いが、主人公の橋岡恒彦が橋岡煉梨(ネリ)という女性に変わっていること。そして相棒の矢代穣(ジョー)が煉梨の弟という設定になっているところです。

他にも原作には出てこない悪党どもや投資家など多くの登場人物が出てきます。

そこに登場する一人一人・・・、そして嘘と真実が入り混じった極上のクライムサスペンスが誕生しました!

ねこくん
ねこくん
一瞬も見逃せない映画になったニャー

 

3.『BAD LANDS バッド・ランズ』のロケ地を紹介

物語の主な舞台は大阪ですが、滋賀県彦根市などでも多く撮影されました。

3-1.滋賀県彦根市

2021年12月ごろに映画撮影の目撃情報がありました。

彦根市にある銀座商店街を歩くシーンが撮影されました。


□〒522-0088 滋賀県彦根市銀座町

映画の撮影がひこにゃんの地元・滋賀県彦根市を中心に行われた事で、「ひこにゃん絵本」に登場する悪役の新キャラクター「わるにゃんこ将軍」とコラボしたビジュアルが公開されました。

 

3-2.栃木県本庁舎(県議会議事堂)

この場所は映画『総理の夫』のロケ地でもあります。


□〒320-0027 栃木県宇都宮市塙田1丁目1

 

今回紹介したロケ地以外にも、関西周辺を中心に撮影が行われました。

詳しい情報が入り次第、更新していきます。

ねこくん
ねこくん
ロケ地を巡って、深みある人間ドラマをより堪能しよう!

 

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