映画『身代わり忠臣蔵』は、忠臣蔵をベースに「身代わり」というアイディアを加えた土橋章宏の同名小説を実写映画化した痛快時代劇エンターテインメント。
この記事では、映画『身代わり忠臣蔵』の魅力を伝えるべく、
✅原作小説について詳しく解説
✅映画の見どころなるポイント
✅気になるロケ地の情報
原作ファンや映画ファン必見の情報をたっぷりとお伝えします。
1.原作小説について
1-1.原作者・土橋章宏について
1969年、大阪府豊中市生まれ。関西大学工学部卒業。
2011年にシナリオ「超高速! 参勤交代」で第37回城戸賞を受賞すると、2013年に同作を小説化した『超高速! 参勤交代』で作家デビューを果たす。さらに映画化されると、第38回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。第57回ブルーリボン賞作品賞にも輝いた。
ほかに、『幕末まらそん侍』『引っ越し大名三千里』『いも殿さま』など人気作が多数ある。
1-2.原作小説「身代わり忠臣蔵」の概要と見どころ
『超高速!参勤交代』シリーズなどで、これまでになかったユニークな視点で時代劇の新しいジャンルを開拓し続けるヒットメーカーの土橋章宏。
本作は忠臣蔵ベースに「身代わり」という設定をコミカルなテイストで描く物語で、替え玉人生の極楽と地獄を描き、偽者の吉良と不忠の大石が繰り広げる笑って泣ける新しい忠臣蔵です。
2.映画『身代わり忠臣蔵』の作品情報
果たして考証は、
江戸を舞台に巻き起こる一世一代の大芝居
【身代わりミッション】を
コンプリートできるのか!(公式サイトより引用)
上映日 | 2024年2月9日 |
---|---|
上映時間 | 119分 |
製作プロダクション | 東映京都撮影所 |
配給 | 東映 |
2-1.映画『身代わり忠臣蔵』のあらすじ
江戸時代中ごろの江戸城内。嫌われ者の旗本・吉良上野介(ムロツヨシ)が、彼に恨みを募らせた赤穂藩藩主・浅野内匠頭に斬りつけられ、瀕死(ひんし)の状態となる。
逃げて死んだとなれば武士の恥、そればかりかお家取りつぶしの危機となってしまうため、吉良家家臣は彼にそっくりな弟・孝証(ムロツヨシ)を身代わりに仕立て、幕府をだまそうと画策。
一方、切腹した浅野の家臣・大石内蔵助(永山瑛太)が、主君の敵を討つ機会を狙っているかのような動きを見せる。
(シネマトゥデイより引用)
2-2.スタッフの紹介
原作・脚本 | 土橋章宏 |
---|---|
監督 | 河合勇人 |
企画プロデュース | 橋本恵一 |
撮影 | 木村信也 |
音楽 | 海田庄吾 |
テーマ曲 | 東京スカパラダイスオーケストラ 「The Last Ninja」 |
本作の原作者・土橋章宏は、小説執筆以外にもTVドラマや映画の脚本、漫画原作などを多数手掛けています。
2-3. 主要な登場人物の紹介
役柄 | 俳優 |
---|---|
吉良孝証/吉良上野介 | ムロツヨシ |
大石内蔵助 | 永山瑛太 |
桔梗 | 川口春奈 |
斎藤宮内 | 林遣都 |
徳川綱吉 | 北村一輝 |
清水一学 | 寛一郎 |
堀部安兵衛 | 森崎ウィン |
堀江半右衛門 | 本多力 |
原惣右衛門 | 星田英利 |
大石りく | 野波麻帆 |
浅野内匠頭 | 尾上右近 |
高尾太夫 | 橋本マナミ |
柳沢吉保 | 柄本明 |
加藤太右衛門 | 板垣瑞生 |
片岡源五右衛門 | 廣瀬智紀 |
奥田孫太夫 | 濱津隆之 |
春凪 | 加藤小夏 |
岡野金右衛門 | 野村康太 |
間十次郎 | 入江甚儀 |
主人公・吉良孝証とその兄・吉良上野介を演じたのはムロツヨシ。今まで大河ドラマ「おんな城主 直虎」や「どうする家康」など数々の時代劇作品に出演していますが、一人二役に挑むのは本作が初めてです。
そんなムロツヨシが、どんな新しい「忠臣蔵」を生み出すのか!
2-4.映画版の製作情報と見どころ
✅ムロツヨシの一人二役が痛快!「替え玉忠臣蔵」の大芝居
✅20年ぶり映画共演のムロツヨシ&永山瑛太に注目!
イヤミな殿・吉良上野介役と三文芝居の怠け坊主・孝証役を演じるムロツヨシ。腰抜けサムライ・大石内蔵助役を演じる永山瑛太。
無名時代にムロツヨシと永山瑛太は『サマータイムマシン・ブルース』(2005)で共演しており、人気俳優となった二人が本作でどのような演技を魅せるのか楽しみです。
3.『身代わり忠臣蔵』のロケ地を紹介
本作は、京都を中心に2023年1月頃に撮影が行われました。
3-1.東映京都撮影所
映画『身代わり忠臣蔵』は、時代劇映画を脈々と生み出し続けてきた東映京都撮影所が製作しました。東映京都撮影所は2023年に公開し、大ヒットした『レジェンド&バタフライ』も製作しています。
□〒616-8163 京都府京都市右京区太秦西蜂岡町9
3-2.金戒光明寺
紅葉や夕景でも有名な場所で京都サスペンスのロケ地として知られています。さらに映画『燃えよ剣』もここで撮影されました。
#燃えよ剣 ロケ地
金戒光明寺に参拝しました。
本堂の御朱印受付のショーケースの中に #松下洸平 さんの絵馬が飾られていました。(本堂内撮影不可)
新緑が美しく、立派な山門、本堂でした。 pic.twitter.com/BAZJB9sVZ9— サワコ💐♥️💜💛🩵 (@salonde385) April 20, 2023
□〒606-8331 京都府京都市左京区黒谷町121
3-3.木津の流れ橋
日本最長級の木造橋で正式には「上津屋(こうづや)橋」といい、全長は356.5メートルもあります。時代劇の定番ロケ地として有名な場所です。
うちの街で橋といえば、時代劇ロケ地の定番でお馴染みじみ、「木津の流れ橋」こと上津屋橋(こうづやばし)。 #nhk_suppin pic.twitter.com/d7ux8EDZfH
— 木津川左近🐦🐤🐔 (@kizugawasakon) June 11, 2019
□〒614-0000 京都府八幡市上津屋宮前川端
-----
京都以外にも滋賀や奈良など多くの場所で撮影が行われた。さらに詳しい情報が入り次第、更新します。
【映画を安くみる方法】