どうも、こんにちは。ズバ男です!
この記事は映画『エジソンズ・ゲーム』をネタバレなしで紹介をするものです。
この映画の自己評価は2.5点(5点満点)です。
世界で最も有名な発明家・エジソンとそのライバルたちが繰り広げる ”電流戦争” を映画化した作品で、実話を基にしたドラマとなっています。
正直テレビの再現VTR番組でもいいんじゃないと思ってしまった部分もありますが、リアルな演出と豪華なキャストはみどころとなっていました。
しかも多くの出演者がアメコミ映画にも出演しているぐらい個性派俳優なんです。
今回は監督についてや注目のキャストに焦点を当てながら、映画のみどころを紹介していきますので、是非最後まで読んでください。感想もありますのでよろしくお願いします。
この記事は極力ネタバレなしで映画の紹介をするものです。すでに観たあなたも まだ観ていないあなたも これを読めばこの作品が120%面白くなります。
【作品情報】
2019年 108分 アメリカ G
発明王トーマス・エジソンとライバルたちで繰り広げられた電流戦争を映画化。
トーマス・エジソン役にベネディクト・カンバーバッチ、ライバルのジョージ・ウェスティング役にマイケル・シャノンという名俳優が競演した究極のビジネスバトル作品です。
【あらすじ】
ベネディクト・カンバーバッチがエジソン役!映画『エジソンズ・ゲーム』
19世紀のアメリカ。白熱電球を事業化した発明家のトーマス・エジソン(ベネディクト・カンバーバッチ)は、大規模な送電には直流が適していると考えていた。だが実業家のジョージ・ウェスティングハウス(マイケル・シャノン)は、交流の方が安価で遠くまで電気を送れるとして、交流式送電の実演会を開いて成功させる。それを知ったエジソンは、世論を誘導しようとする。(シネマトゥデイより引用)
【スタッフの紹介】
◇監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
◇製作:ティムール・ベクマンベトフ/ベイジル・イバニク
◇製作総指揮:マーティン・スコセッシ/スティーブン・ザイリアン/ギャレット・バッシュ/アン・ロアク/ミシェル・ウォーコフ/ベネディクト・カンバーバッチ/アダム・アクランド/デビッド・C・グラッサー/デビッド・ハッキン/ボブ・ヤーリ/アダム・シドマン
◇脚本/製作総指揮:マイケル・ミトニック
◇撮影:チョン・ジョンフン
◇美術:ヤン・ロールフス
◇衣装:マイケル・ウィルキンソン
◇音楽:ダニー・ベンジー/ソーンダー・ジュリアーンズ
----------
【注目のスタッフ】
監督の アルフォンソ・ゴメス=レホンについて紹介します。
彼は子供の頃にマーティン・スコセッシ監督の『ミーン・ストリート』を観て、スコセッシと同じようにニューヨーク大学に入学しました。そして在学中にインターンとしてスコセッシのオフィスで働くようになり、映画『カジノ』の製作アシスタントとしてキャリアをスタートさせました。その後はイニャリトゥ監督の『21g』や『バベル』、ノーラ・エフロン監督の『ユーガット・メール』などの第2監督としてキャリアを積んでいきました。
この映画にも憧れのスコセッシが深く関わっていて、『恋に落ちたシェイクスピア』でアカデミー作品賞を受賞するなどで有名な映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインが大きく関わっており、監督の思い通りに作品をつくれていなかったようです。しかし、公開直前にワインスタインのセクハラなどの報道で公開自体も危ぶまれた。そんな時スコセッシが現れ、弟子であるゴメス=レホンために手助けをしてくれたのです。そして、スコセッシの助言を受けながら納得のいく作品を完成させたのです。まさに師弟の絆が詰まった映画なのです。
【キャストの紹介】
◇トーマス・エジソン:ベネディクト・カンバーバッチ
◇ジョージ・ウェスティングハウス:マイケル・シャノン
◇ニコラ・テスラ:ニコラス・ホルト
◇マーガリート・ウェスティングハウス:キャサリン・ウォーターストン
◇サミュエル・インサル:トム・ホランド
◇メアリー・エジソン:タペンス・ミドルトン
◇フランクリン・ポープ:スタンリー・タウンゼント
◇JPモルガン:マシュー・マクファディン
----------
【注目のキャスト】
実は本作のキャストの多くはアメコミ映画にも出演しています。
・トーマス・エジソン:ベネディクト・カンバーバッチ=ドクター・ストレンジ
ドクター・ストレンジでは天才外科医を演じ、天才名探偵・シャーロックも演じている、ベネディクト・カンバーバッチはそれ以外にも “天才役”を演じることが多く、映画界で天才役といえばこの人!という存在になっています。演技力もあり雰囲気もありすぎる、ベネディクト・カンバーバッチのエジソン役は注目ですよ!
・サミュエル・インサル:トム・ホランド=スパイダーマン
映画界で今世紀最強の愛され俳優であるトム・ホランドですが、本作では”もみあげボン”でいつもと違う役柄となっています。本作では、どのような存在感を発揮するのか楽しみですよ!
・ニコラ・テスラ:ニコラス・ホルト=ビースト(「X-MEN」シリーズ)
ニコラス・ホルトは身長が190cmでイケメンなイメージですが、7歳から子役として映画デビューしている演技派でもあるんですよ。そのエレガントな顔立ちが魅せる演技は本作にどのような味付けをするのか注目です!
出典元:https://comicbook.com/news/nicholas-hoult-turns-25-years-old-today/
・ジョージ・ウェスティングハウス:マイケル・シャノン=ゾッド将軍(『マン・オブ・スティール』の悪役)
色んな作品で怪演を光らせるマイケル・シャノン、実はアーティストとしても活動していて、バンドでCDまで出しています。本作ではいつものような怪演はみられないですが、アーティストとしてのセンスもあるマイケル・シャノンの抑えた演技にも注目です!
----------
【感想とまとめ】
実話なのでどうしようもないが、盛り上がりに欠けていて正直テレビの再現VTR番組でいいんじゃないと思ってしまった。昔観たテレビ番組とは少し違っていたが、もっと期待していただけに残念な作品でした。
ただ、出演者が豪華だったのとリアルな演出により実話に近い物語となっていたので満足した所もありました。
主要キャストの多くがアメコミ映画に出ている人ばかりでそのイメージも少し残像としてあり、最初の方はちょっと違和感があったが、演技派俳優が多くすぐに慣れました。アメコミ映画に出演するぐらいの個性派たちでもあるのでその競演はなかなか楽しかった。
----------
【自己評価】★★★☆☆(2.5点)
----------
全体に丁寧につくられた作品だったので、監督の アルフォンソ・ゴメス=レホンの今後の作品も楽しみです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。