どうも、こんにちは。ズバ男です!
今回は『誉田哲也原作の映画 おすすめランキング』ということで、小説家・誉田哲也さんの小説を映画化したもの”全ての中から” 気軽に楽しめるよう ランキング形式で紹介していきます。
誉田哲也さんといえば、大ヒットしたTVドラマ『ストロベリーナイト』を思い浮かべる人が多いと思いますが、描く小説もまさしくその通りで女性の力強さを繊細に描いたものが多くあります。
しかし映像された作品を見ても分かるように、多岐にわたる柔軟な作風も魅力なので、お気に入りの作品をひとつでもみつけてくださいね。
※ランキングは私の独断と偏見によるものですので予めご了承ください。
【誉田哲也(ほんだ てつや)さんの紹介】
[プロフィール]
東京都出身/1969年8月18日生まれ
[代表作]
『ストロベリーナイト』をはじめとする姫川玲子シリーズは有名ですが、それ以外にも「武士道シリーズ」などシリーズ化している作品が多いです。
[経歴]
小学生の頃は漫画家にあこがれていたが、中学に入って音楽に目覚める。15歳からはロックバンドを始め、大学を出ても家業を手伝いながらプロを目指していた。
しかし、1998年にメジャーデビューした椎名林檎の才能をみてプロミュージシャンの道をあきらめた。その時30歳を目前としていた。
ちょうどそのころ格闘技専門サイトを立ち上げた人物に誘われ、試合のレビューを寄稿し始める。
そこでどうせなら小説家になってやろうと決心し、2002年『妖の華』でデビューを果たす。
2003年に『アクセス』でホラーサスペンス大賞特別賞を受賞すると、2006年刊行の『ストロベリーナイト』(のちに姫川玲子シリーズとして続く)で多くの読者を獲得し、実写化もされ話題となった。
[作風]
・デビュー当時はホラー小説を書くことが多かったがその後は警察ものや青春小説など描くジャンルは多岐にわたり、コメディタッチな作風のものまである。その柔軟さで描いた作品は老若男女問わず多くのファンを獲得している。
・女性を主人公とした作品が多くそのどれもが力強くカッコいいのが特徴で、女性が自分の生き方を模索する姿を描かせたら右に出るものがいないほど心理描写が繊細です。
【 ランキング4位~1位】
4位『増山超能力師事務所 ~激情版は恋の味~ 』
2018年 85分
◆監督・・・久万真路
◆脚本・・・櫻井剛
◆主要キャスト・・・田中直樹/浅香航大/中村ゆり/柄本時生/平田敦子
【あらすじ】
超能力が日常化し当たり前となった世界。東京の日暮里にある「増山超能力師事務所」では所長の増山率いる超能力師たちが人助けすべくさまざまな問題を解決するために奔走していた。そこにいる二級超能力師・高原は仕事のペナルティでビラ配りをしていた。そんな時、通っていた弁当屋にいた青葉のことが好きになり始めていくのだった。しかし青葉は過去のある出来事で超能力を呪って生きてきた。
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 2.9点
映画.com 3.0点
YAHOO!映画 3.4点
【短評】
TVドラマのスピンオフとして映画化されたオリジナルストーリー。
田中直樹が牽引する存在となっているが、柄本時生や平田敦子の個性的な演技は楽しさを加え、誰もが笑顔になれる作品となっています。
スペシャルドラマ感は満載だが安心して楽しめる作品でした。映画単体でも十分楽しめるが、やはりTVドラマ視聴後にみるのがオススメです。
3位『武士道シックスティーン』
2010年 109分
◆監督/脚本・・・古厩智之
◆脚本・・・大野敏哉
◆主要キャスト・・・成海璃子/北乃きい/石黒英雄/荒井萌/山下リオ
【あらすじ】
幼い頃から真剣に剣道に打ち込んできた香織は大会で ある無名選手に負けてしまった。そのことを引きずっていた香織は、その選手・早苗を追って同じ高校へ入学する。しかしライバルと思っていた早苗は気楽に剣道を楽しむ選手だったのだ。そんな早苗を奮起させるため香織は奔走する。
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 3.1点
映画.com 2.9点
YAHOO!映画 3.4点
【短評】
剣道が題材で対照的な女子2人がお互いに切磋琢磨し成長していく青春ドラマ。
原作通りとはなっておらず、テンポもあまり良いとは言えませんが、スポーツ(部活動)を一生懸命頑張ってる姿に共感したり、懐かしさを感じたりと主演2人の演技も爽やかで気持ちがいい青春ドラマでした。
まだ売れていない頃の賀来賢人や波留が見れるのでファンの方にもオススメしたい1本です!
2位『ストロベリーナイト』
2013年 127分 PG12
◆監督・・・佐藤祐市
◆脚本・・・龍居由佳里/林誠人
◆主要キャスト・・・竹内結子/西島秀俊/大沢たかお/小出恵介/宇梶剛士
【あらすじ】
警視庁捜査一課の刑事・姫川玲子率いる姫川班は管轄内で起きた4人の被害者をだしている連続殺人事件を担当することとなった。捜査中に犯人を名指しする情報が寄せられるものの、上層部からその情報を黙殺しろという指示が下る。しかし納得できない玲子は単独で捜査を続けると、牧田という男に出会う…。
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 3.4点
映画.com 3.3点
YAHOO!映画 3.2点
【短評】
TVドラマ『ストロベリーナイト』の同名映画版として公開された作品で、小説「姫川玲子シリーズ」の4作目『インビジブルレイン』が原作となっています。
タイトル通りほぼ全編が雨のシーンの作品で、それ自体を演出のひとつに感じさせる竹内結子と西島秀俊、そして大沢たかおの大人の色気が魅力の映画でしたね。
原作よりも恋愛要素が少し多いですが、この作品は原作も実写作品もどちらもオススメしたいですね!
映画『セブン』を彷彿とさせるラストは必見です!是非観て下さい!!
1位『世界でいちばん長い写真』
2018年 102分
◆監督/脚本・・・草野翔吾
◆主要キャスト・・・高杉真宙/武田梨奈/松本穂香/水野勝/前原滉
【あらすじ】
高校の写真部に所属する宏伸は、これといった目標もなく何となく生活するという、冴えない毎日を送っていた。そんなある日、宏伸は従姉が店長をしているリサイクルショップで変わったカメラと出会う。そのカメラは360度長い写真が撮れる珍しいパノラマカメラだというのだ。今までにない何かを感じた宏伸は、360度撮影したい景色を求めて街中を自転車で駆け巡る。
【映画情報サイトの評価】
Filmarks 3.8点
映画.com 4.0点
YAHOO!映画 4.1点
【短評】
愛知県にある日本福祉大学付属高等学校での実話を基に描かれた小説が原作です。
映画の撮影も実話と同じように愛知県知多で行われたようで、付属高校の風景や大学のキャンパスも登場していて実話に近い世界感が表現されていたと思います。駅周辺の田園風景は地元民でなくとも懐かしさを感じました。
この作品はとんでもない事件や出来事が起きることはなく、さらにあからさまな青春ドラマということもないが、ラストシーンを観終わったときの清涼感やすっきり感に今まで味わったことがない感動をおぼえました。
何か行動を起こしたくなる、そんな気持ちになれる素敵な映画でした!
【まとめ】
いかがでしたか?
誉田哲也さんといえば、TVドラマ化された「ストロベリーナイトシリーズ」が大ヒットしたため警察を題材とした小説を書くイメージが強いですよね。
しかし、今回紹介した『武士道シックスティーン』や『世界でいちばん長い写真』のような青春ものにも定評があり、特に登場人物が成長していく姿は色んな視点や側面から描かれていてワクワクしますよ!
誉田哲也さんは若い頃にプロのミュージシャンを目指したほどで、その音楽愛で描いた小説『レイジ』は映画化などはされてはいませんが、誉田哲也さん渾身の音楽男子2人の青春長編小説となっています。
バンドブーム世代の人や、音楽好きな人にかなりオススメしたい作品です!
誉田哲也さんの書く小説は警察ものや青春ドラマが多いが、ホラーやサスペンスなどジャンルは多岐にわたる。
その柔軟な思考で描かれた作品はエンタメ要素も高く映像化にも向いていて、今後も多くの作品がドラマ化や映画化されていくと思いますのでチェックしていきたいですね!
今後も違う小説家さんで勝手にランキングをしたいと思いますので、その際は是非読んでくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございました。