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映画『ロストケア』気になるロケ地やキャストなどを徹底解説!

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この記事では、映画『ロストケア』について、原作小説の概要や評価、映画版のスタッフやキャストの紹介、そしてロケ地についても紹介しています。

原作ファンや映画ファンも気になる、原作と映画の違いなどの必見情報が盛りだくさんです。

是非最後まで読んで、映画の魅力をより深く味わってください。

 

1.『ロスト・ケア』について

1-1.小説『ロスト・ケア』の概要

小説『ロスト・ケア』は、葉真中顕さんによるサスペンス小説です。介護家族から慕われる男性介護士が42人もの老人を殺害したという衝撃的な事件をめぐり、真実を追う検事と容疑者の対決を描いた作品となっています。

この小説は、高齢化が進む現代社会において誰もが抱えるかもしれない問題であり、私たちが直面するであろう問題について考えさせられます。老人福祉や介護についての問題を描写し、読者に問いかけてきます

検事と容疑者の対決を通じて、事件の真相が明らかになるまでのプロセスを描写しており、ラストの衝撃は読者をさらなる「闇」に引き込む展開になっています

 

1-2. 原作小説の評価や批評について

『ロスト・ケア』は、高い評価を受けており、人間の尊厳について深く考えさせられるという評価が多く見られます。登場人物たちの人間関係の描写も秀逸であり、多くの読者が感情移入をしているようです

読書メーターに投稿された約1327件の感想・レビューでは、平均評価が5点満点中4.2点(2023年3月)と高く、第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞しています。これらの評価が示すように、読者の満足度が高い作品となっています。ぜひ手に取って読んでみてはいかがでしょうか。

 

1-3.実話をベースにしているのか

あまりのリアルさに、読者は「これは実話じゃないの?」と疑うかもしれません。しかし実際の事件を元にしたものではなく、完全なるフィクション作品です。

それでも、この小説は貧困や社会的格差、人間関係の複雑さといった社会問題を扱っています。登場人物たちの内面も細かく描かれているので、読者はその辺りが共感するでしょう。

 

 

2.映画『ロストケア』の作品情報

2-1.映画版の概要と製作情報

映画『ロストケア』は、葉真中顕による日本のサスペンス小説を原作として、介護家族から慕われる男性介護士が42人もの老人を殺害したという衝撃的な事件をめぐり、真実を追う検事と容疑者の対決を描いた作品です。

監督の前田哲は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』や『そして、バトンは渡された』などで知られ、脚本を担当した龍居由佳里は、『ストロベリーナイト』シリーズや『四月は君の嘘』などで有名です。主演の松山ケンイチは、『宮本から君へ』、長澤まさみは『MOTHER マザー』などの出演作品が多数あります。

 

2-2.原作小説と映画の内容に違いはあるのか

原作小説のストーリーをベースにしていますが、犯人が明かされるタイミングなどが違います

そういったところから異なる展開がありそうなので、原作小説のファンも、映画オリジナルの展開に、さらに心えぐられる作品となるはずです。

 

2-3.映画のあらすじ

ある民家で老人と介護士の死体が発見され、死亡した介護士と同じ訪問介護センターで働く斯波宗典(松山ケンイチ)が捜査線上に浮かぶ。彼は献身的な介護士として利用者家族からの評判も良かったが、検事の大友秀美(長澤まさみ)は斯波が勤める施設で老人の死亡率が異様に高いことに気付く。

そこで何が起きているのか、真相を明らかにすべく奔走する彼女に、斯波は老人たちを殺したのではなく救ったのだと主張する。彼の言説を前に、大友は動揺する。

(シネマトゥデイより引用)

 

2-4. スタッフの紹介

原作葉真中顕『ロスト・ケア』
監督前田哲
脚本龍居由佳里
撮影板倉陽子
音楽原摩利彦
主題歌森山直太朗「さもありなん」

 

2-5. キャストの紹介

2-5-1.斯波宗典:松山ケンイチ

心優しい介護士だが、42人を殺めた殺人犯

 

2-5-2.大友秀美:長澤まさみ

斯波を裁こうとする検事

 

2-5-3.椎名幸太:鈴鹿央士

大友検事をサポートする検察事務官

 

2-5-4.斯波正作:柄本明

連続殺人犯・斯波宗典の父

 

2-5-5. 羽村洋子:坂井真紀

介護老人の娘

 

2-5-6.梅田美絵:戸田菜穂

介護老人の娘

 

2-5-7.猪口真理子:峯村リエ

ヘルパー

 

2-5-8.足立由紀:加藤菜津

新人ヘルパー

 

2-5-9.柊誠一郎:岩谷健司

検事正

 

2-5-10.春山登:やす(ずん)

仕事先の友人

 

2-5-11.団元晴:井上肇

ケアセンター長

 

2-5-12.川内タエ:綾戸智恵

取り調べを受ける女性

 

2-5-13.沢登保志:梶原善

警部補

 

2-5-14.大友加代:藤田弓子

検事の母

 

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主演の松山ケンイチと長澤まさみをはじめ、豪華なキャストが揃った『ロストケア』。演技派がそろったキャストがどのような演技を見せてくれるか、期待が高まります。

松山ケンイチと長澤まさみの演技対決にも注目ですね。

 

 

3.映画『ロストケア』の予告編

2023年3月24日に公開の映画『ロストケア』の予告編。

森山直太朗さん歌う「さもありなん」は、普遍の優しさから⽣まれた⼀曲となっていおり、老人介護の闇から生まれた史上最悪で深い悲しみある事件を、より心奥深くに突き刺さるものにします

 

 

4.映画『ロストケア』の撮影地はどこ?

映画「ロストケア」のロケ地は、長野県の諏訪エリアと伊那市がメインの撮影場所です。撮影は2022年3月より約1か月間、敢行されました。

 

4-1.長野県諏訪市の諏訪立石公園

↑こちらのタイトルアップにも使われています。

諏訪立石公園は、長野県諏訪市の高台にある展望スポットです。諏訪湖や周辺の町並み、山々を一望することができます。天気が良ければ北アルプスも眺めることができます。また、映画『君の名は。』の聖地としても知られています。


□〒392-0003 長野県諏訪市上諏訪10399

 

4-2.長野県伊那市創造館の講堂


↑この取り調べのシーンなどを撮影


□〒396-0025 長野県伊那市荒井3520

 

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諏訪市で撮影していた時の目撃情報もありました。

 

 

5.まとめ

この記事では、映画『ロストケア』について、原作小説の紹介や評価、映画版のあらすじやキャスト、そして撮影地についての情報を紹介しました。

原作小説は、老人福祉と介護の問題をテーマに、真実を追う検事と容疑者の「正義」を賭けた対決を描いたサスペンス作品。登場人物たちの心情描写や、緻密なストーリー展開など、小説ならではの魅力が満載です。誰もが抱えるかもしれない社会問題を突き刺す衝撃作として高い評価を受けています。

映画版では、老人福祉や介護の問題をテーマにしたエピソードが、より強調される形でそれぞれの「正義」がぶつかり合う、切なく胸に突き刺さる内容になりそうですね

撮影に使われたロケ地は、長野県の諏訪エリアと伊那市がメインの撮影場所であり、諏訪立石公園や伊那市創造館の講堂といった場所が使われました。長野県の美しい自然が、映画の世界観をより深く印象づけています。

さらに、森山直太朗さんが歌う「さもありなん」も合わせて聴き、映画『ロストケア』の魅力をより深く味わってください。

 

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