この記事は映画『ブレット・トレイン』を観る前に知っておきたい事として、注目のキャストからロケ地となった場所など見どころをまとめたものです。
映画を観る前に知っておきたいことをネタバレなしで紹介していきます。もちろん観た後でも楽しめる内容を徹底紹介していきます。
これを読めば映画『ブレット・トレイン』が120%楽しむことができるはずです!※ネタバレはないので(あらすじ程度まで)ご安心ください。
作品情報
原作は伊坂幸太郎さんの『マリアビートル』で、すでに映画化もされた『グラスホッパー』の続編となる小説です。原作小説もすばらしくエンタメ性にふりきっていて、とにかく楽しい作品となっています。
そんな原作小説を実写化したのは、『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督で、元スタントマンという経歴を活かしたゴリゴリでスタイリッシュなアクションが特徴です。主演のブラッド・ピットが、どんなアクションを魅せるか楽しみですね。
予告を見たかぎりは、ハリウッドお得意のトンデモ日本でブラピが大暴れするハチャメチャストーリーとなっています。原作とは違ったテイストの楽しい映画になっています!
【ストーリー】
深夜の東京駅。「大丈夫、準備はできてる」―電話先の依頼人にそう伝え、足早に京都行きの高速列車に乗り込んだのは、世界で最も運の悪い殺し屋レディバグ(ブラット・ピット)。指示されたブリーフケースを盗み出し、次の駅で降りるだけの簡単なミッションのはずが…各停車駅で次から次へと乗車してくる7人の殺し屋たちに命を狙われる。「なんで俺が!?」――予期せぬ最悪が折り重なり、終着点の京都に向けて<絶望>が加速する。
(MOVIE WALKER PRESSより引用)
注目のキャスト
映画『ブレット・トレイン』は、ブラッド・ピット扮するレディバグを狙って殺し屋が次々に新幹線へ乗り込んでくるハチャメチャアクション映画です。そして出てくる個性豊かな殺し屋を演じる俳優陣も豪華なので、ぜひ注目したいところです。
【キャスト一覧】
役名(原作役名) | 俳優 |
---|---|
レディバグ(七尾) | ブラッド・ピット |
マリア・ビートル(真莉亜) | サンドラ・ブロック |
プリンス(王子) | ジョーイ・キング |
タンジェリン(蜜柑) | アーロン・テイラー=ジョンソン |
レモン(檸檬) | ブライアン・タイリー・ヘンリー |
ウルフ(狼) | バッド・バニー |
ホーネット(スズメバチ) | ザジー・ビーツ |
カイダ・イズミ | 福原かれん |
エルダー(木村茂) | 真田広之 |
ホワイト・デス(峰岸良夫) | マイケル・シャノン |
サン(峰岸の息子) | ローガン・ラーマン |
キムラ(木村雄一) | アンドリュー・小路 |
車掌 | マシ・オカ |
モモもん | ??? |
日本の小説が原作の映画ですが、ブラッド・ピットやサンドラ・ブロックなどハリウッド映画らしいキャストが名を連ねています。
原作とイメージが違うキャラもいますが、日本人キャストを含むアジア人キャストが多めに入っているところは好感が持てますね。
主要キャストの役どころを予習
ここでは、映画の主要キャストを原作での役どころをあわせて紹介していきます。どんなキャラクターが登場するか予習&復習しておきましょう。
・レディバグ(七尾):ブラッド・ピット
・ツキに見放された殺し屋
・真梨亜とコンビで仕事をしている
・あだ名は「天道虫」
・マリア・ビートル(真莉亜):サンドラ・ブロック
・七尾の上司的存在
・七尾いわく何でもできる優秀な人物
・七尾にいつも「簡単な仕事」と言っている
・プリンス(王子):ジョーイ・キング
・優等生面だが裏の顔は極悪
・圧倒的な知識とネットワークで他人を操ろうとする
・ある事件で木村雄一に恨まれている
・タンジェリン(蜜柑)&レモン(檸檬):アーロン・テイラー=ジョンソン&ブライアン・タイリー・ヘンリー
・長身で見た目が似ている二人組の殺し屋
・見た目と逆に性格は真逆なふたり
・キムラ(木村雄一):アンドリュー・小路
・殺し屋をしていたが、酒浸りになり警備員としている
・一人息子への復讐のためアルコールを断っている
・復讐のため新幹線に乗り込んでいる
原作での役どころを紹介しましたが、原作ではかなりの登場人物がでています。映画化するにあたり登場人物も減らしていると考えられます。
主要キャラのエピソードをどれだけ再現されるかが、原作ファンの気になるところですよね。
ロケ地の考察
この作品は新幹線内で物語が進行していくため、新幹線内での撮影は外せませんね。しかし結論から言うと、新幹線内で撮影は行われていません。実際にはカルバーシティのサウンドステージで撮影されています。
原作では東京発・盛岡行の東北新幹線で殺し屋がバトルする物語ですが、東京発・京都行の超高速列車“ゆかり号”でバトルが繰り広げられる物語の設定となっています。予告を見るとなぜか道頓堀を爆走していますが(笑)
東京のショットのほとんどは、背景画を東京で撮影して、バーチャルプロダクションでロスのスタジオで撮影してるらしい。製作方法も変わっていきますね。
映画『ブレット・トレイン』予告1 2022年 全国の映画館で公開 https://t.co/OVVhO88Csb @YouTubeより
— Satoshi Yamaguchi (@SatosYamag) March 5, 2022
国内外で新幹線での撮影は、運行への影響が大きいため今までも撮影に使われた事例が少ないです。ましてや今作は殺し屋がたくさん乗車するので不可能ですよね(笑)
映画『ブレット・トレイン』にはJR東海が協力し、貸し切りの東海道新幹線内での撮影が実現しました。さすがブラピですね。
何にしても新幹線が秋葉原や道頓堀を爆走するシーンは、映像をみるだけで興奮すること間違いなしですね!
まとめ
原作小説を基にしたキャラクターの紹介とロケ地についてを紹介してきました。
予告を見たかぎりでも、本当に新幹線に乗っているようなスピード感あるエンタメ作品になっていますね。さらにキャラクター設定をみるだけで楽しい感じが伝わったんじゃないでしょうか。
今回紹介した『ブレット・トレイン』は、日本での撮影は行われなかったようです。そこが逆にトンデモ日本をより昇華させた感じにしているようです!この映画の魅力のひとつでもあるトンデモ日本と、殺し屋がめっちゃ出てくるトンデモ設定が組み合わさってどのような作品が出来たのか、素直にワクワクしながら楽しんじゃいましょー!
伊坂幸太郎さんが書く小説は、どれも後半にある怒涛の伏線回収が魅力のひとつです。そのあたりがどのように表現されているか!?乞うご期待です!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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