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感動の実話!映画『35年目のラブレター』の5つの魅力を紹介!ロケ地情報も

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笑福亭鶴瓶×原田知世が夫婦役で贈る感動のヒューマンドラマ。

65歳の保(鶴瓶)は、戦時中の貧困で文字の読み書きができないまま生きてきたが、定年を機に「妻・皎子(原田)へ感謝の手紙を書きたい」と決意。夜間中学に通い始める。隠してきた事実が明るみに出て、一度は別れを覚悟するが、皎子の「私があなたの手になる」という深い愛に支えられ、再び挑戦する勇気を得る。

若き日の夫婦を重岡大毅×上白石萌音が演じ、二人の純粋な愛に心温まる。塚本連平監督が描く、笑いと涙に満ちた珠玉の一作!

ねこくん
ねこくん
かけがえのない幸せな時間を丁寧に描いた映画だよ!

この記事では、映画『35年目のラブレター』の魅力を徹底解説!
映画ならではの見どころや注目ポイントを、5つに分けてわかりやすくお伝えします。

✅心温まる実話が映画化
✅笑福亭鉄瓶が創作した「ノンフィクション落語」
✅豪華キャストが映画を彩る
✅映画の見どころをたっぷり紹介
✅気になるロケ地情報を紹介

ゆるくも徹底的に映画紹介する記事となっておりますので、ぜひ最後までお気楽にお楽しみください。笑って癒される映画の魅力を、たっぷりお届けします!

1. 奇跡の実話

読み書きできない夫と幸せを添い遂げてくれた妻の人生を描く感動の実話が原作です。戦時中に生まれ、十分な教育を受けられなかった西畑保が、妻への感謝を伝えるために文字の勉強を始める姿は、多くの人々の心を打ちます。

1-1.苦難の人生

西畑保さんは、和歌山県の山間部で極度の貧困の中に育ちました。小学2年生の頃、貧しさゆえに教師から「嘘つきは泥棒の始まり」と罵られ、泥棒扱いされるいじめを受けたことがきっかけで学校に通えなくなり、読み書きを学ぶ機会を失いました

その影響は大人になっても続きました。読み書きができないことで仕事では注文やメモが取れず、電話対応や出前の注文もままなりません。選挙では白票を投じるしかなく、役所での書類提出は手のけがを装って代筆を頼むなど、生活のあらゆる場面で困難に直面しました。「読み書きができないと、一人前の人間と認められない」と、悔しさで涙を流す夜も多かったといいます

 

1-2.妻との出会いと愛

35歳で結婚した西畑保さんと皎子さんの出会いは、見合いがきっかけでした。皎子さんとの出会いは、彼の人生を大きく変えました。読み書きができないことを隠していた西畑さんは、回覧板の署名で秘密がばれましたが、妻の驚くべき言葉に救われます。
「つらかったやろな。何で言うてくれへんかったん。もう、苦しまんといてね」

いぬくん
いぬくん
皎子さんは西畑さんの読み書きを支え続けたんだよ。

 

1-3.人生最大の挑戦

1999年、定年退職を翌年に控えた西畑さんは、偶然夜間中学に通う年配の女性たちと出会います。通い始めた西畑さんの目的は、たった一つ。長年連れ添ってくれた妻への感謝のラブレターを書くことでした。

ねこくん
ねこくん
この実話は、まさに奇跡のような物語です。

 

 

2.創作落語の題材になったり話題になる

多くのメディアで取り上げられたことで、「学ぶのに遅すぎることはない」というメッセージが広く社会に浸透し、多くの人々に勇気と希望を与えました。

2-1.テレビなどで紹介された

西畑さんの物語は、複数のテレビ番組や様々な雑誌が西畑さんの物語を特集し、西畑さんの人生について掘り下げた記事を掲載しました。

 

2-2.創作落語の題材になった

西畑保さんの感動的な実話は、上方落語家の笑福亭鉄瓶さんによって創作落語「生きた先に」として高座に掛けられました。

落語の中では、西畑さんが最も恐れていた「電話」に焦点を当てています。勤務先の食堂で注文内容を文字にできず、同僚に書いてもらっていた経験や、読み書きができないことを知られていじめの対象になった辛い日々を再現しています。

ねこくん
ねこくん
西畑さん本人にも試作を見てもらい再現したようだよ。

 

3.映画の基本情報

映画『35年目のラブレター』は、読み書きのできない65歳の男性が、35年連れ添った妻への感謝を込めてラブレターを書こうと奮闘する実話を基にした感動作。映画『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(2008)、『今日も嫌がらせ弁当』(2019)の塚本連平が監督する。

3-1.あらすじ

戦時中に生まれて十分な教育をうけることができず、文字の読み書きができない65歳の西畑保と、いつも彼のそばにいる最愛の妻・皎子(きょうこ)。貧しい家に生まれ、ほとんど学校に通えないまま大人になった保は、生きづらい日々を過ごしてきた。やがて皎子と運命的な出会いを果たし結婚するが、その幸せを手放したくないばかりに、読み書きできないことを彼女に打ち明けられずにいた。半年後、ついに事実が露見し別れを覚悟する保だったが、皎子は彼の手をとり「今日から私があなたの手になる」と告げる。どんな時も寄り添い支えてくれた皎子に感謝の手紙を書きたいと思った保は、定年退職を機に夜間中学に通いはじめる。(映画.comより引用)

 

3-2.映画詳細データ

公開日2025年3月7日
ジャンルヒューマンドラマ・ノンフィクション
上映時間119分
制作会社東映東京撮影所
配給東映

 

3-3.スタッフ紹介

監督・脚本塚本連平
原作小倉孝保
企画・プロデュース森谷雄
プロデューサー岡部圭一朗/谷口侑希
撮影清久素延
音楽岩代太郎
主題歌秦基博
「ずっと作りかけのラブソング」

塚本監督は『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』(2008)や『今日も嫌がらせ弁当』(2019)、テレビドラマ「時効警察」などのユーモアに富んだヒューマンドラマを手掛けてきました。

秦基博の主題歌「ずっと作りかけのラブソング」は、主人公の西畑保さんが何度も手紙を書き直す姿と作曲過程を重ね合わせたテーマを込めています。

ねこくん
ねこくん
書ききれない思いが詰まったラブソングが素敵に奏でているよ。

 

4.登場人物の紹介

西畑保(にしはた たもつ)現在 …笑福亭鶴瓶
西畑保(にしはた たもつ)若い頃 …重岡大毅
戦時中に生まれ、十分な教育を受けられず読み書きができない。定年退職後、妻への感謝を込めたラブレターを書くため夜間中学に通い始める。寿司職人として働いていた。

西畑皎子(にしはた きょうこ)現在 …原田知世
西畑皎子(にしはた きょうこ)若い頃 …上白石萌音
保の妻。タイプライターの講師。夫の保をどんな時も支え続ける。「今日から私があなたの手になる」と言い、保の読み書きができないことを受け入れた。

西畑佐和子…江口のりこ
皎子の姉。戦争で亡くした両親に代わりとなり、皎子を女手一つで育て上げた。

西畑浩実 …徳永えり
西畑家の長女。保や皎子の悩みに寄り添う、しっかり者。

谷山恵 …安田顕
保が通うことになる夜間中学の教師。保にじっくりと読み書きを教え支える。

逸美 …笹野高史
読み書きができず職につけなかった保を迎え入れた寿司屋の大将。

光江役 …くわばたりえ
西畑家の永遠のお隣さん。

 

 

5.奈良県の魅力的なロケ地

映画『35年目のラブレター』のロケ地は、主に奈良県内の以下の3か所で撮影が行われました。撮影時期は、2024年2月~3月末ごろです。

5-1.奈良公園

若き日の主人公(重岡大毅・上白石萌音)がベンチに座るシーンを撮影しました。主演の笑福亭鶴瓶がラジオで撮影エピソードを語るなど、主要なロケ地として使用されたようです。


□〒630-8212 奈良市春日野町ほか

 

5-2.奈良県中央卸売市場

寿司職人役の笑福亭鶴瓶が魚を仕入れるシーンを撮影しました。モデル人物の西畑保さん本人もエキストラとして参加しています。



□〒639-1124 奈良県大和郡山市筒井町957-1

 

5-3.奈良市立春日中学校

主人公が文字を学ぶ夜間中学の教室シーンを撮影しました。実話のモデルとなった西畑保さんが実際に通った学校を忠実に再現しています。



□〒630-8325 奈良県奈良市西木辻町67

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『35年目のラブレター』のロケ地には、奈良の魅力がぎゅっと詰まっています。奈良公園では、世界遺産と自然が織りなす壮大な景観の中、約1,000頭の鹿と触れ合えます。大和郡山市中央卸売市場は、活気あふれる市場の雰囲気を楽しめるスポット。そして、春日中学校夜間学級は、実話をもとにした教育施設で、人生の転機を感じられる場所になっています。

ねこくん
ねこくん
奈良の歴史・自然・人情が詰まった特別な場所で撮影したよ!